もう4月
もう4月。街の櫻も散り始めています。新年度入りということで一部今後の活動の紹介をさせていただきます。
①「表現者」(富岡幸一郎編集長・西部邁顧問)に次回から毎回、定期的に中国アジア情勢について連載します。
第一回は「毛沢東と西郷隆盛」について触れ、90年代から本格化した中国の反日キャンペーンがいかに歴史的事実を歪めた内容のものなのかをあきらかにします。若き日の毛が明治維新、なかでも薩摩藩の倒幕運動に強い関心をもっていたことはよく知られているし、そればかりか彼が日露戦争においても日本に強いシンパシーを持ち、その勝利を歓迎していた歴史的事実をわたしたち日本人も知っておくべきでしょう。
これは毛が犯したさまざまな政治的過ちとは別に、事実として頭に入れておくべき歴史認識だと思います。毛ばかりではない。ロシア革命の指導者レーニンも「旅順の陥落」のなかで「生まれたばかりのみずみずしい日本の勝利」を「反動的で遅れたツアーリのロシアの敗北」と比較して、その感動を表明しています。
昨今の左右の論争の不毛さは両者のイデオロギーが相互に影響しあっていた事実を直視していないことにあります。左ばかりではありません。右もまた明治維新と日露戦争の世界史的意義を本当に理解しているのかどうか。それがアジアの民族派革命家だけではなく、毛やレーニンなどコミュニストたちへも強い思想的影響を与えていた事実も事実に即して、論じられるべきでしょう。そうした知的営為こそが江沢民以来の愚劣な反日排外主義歴史観に対する反撃になりうるのです。
映画「二百三高地」(笠原和夫脚本)の予告編にレーニンの「旅順の陥落」のフレーズが使われていて、東映商法の臆面のなさとリアリズムに妙に感動したことがあります。また今月発売号には「太子党と米国ビッグビジネスの隠された関係」について短く触れました。
②4月10日(木)、11日(金)と、チャンネル桜の「闘論!倒論!討論!2008」に出演します(20:00〜21:30)。「胡錦濤訪日と今後の日中問題」がテーマになります。
一部に胡来日が中止になるのでは、との観測もあるようですが、それはまずない。胡来日が中国の外交戦略上どういう意味を持っているのかがわかっていれば、胡のキャンセルはありえない話です。国民感情がどうであれ、福田総理の姿勢に変化がない限り、来日は実現します。
また4月15日(火)の「桜スペシャル」(20:00〜21:30・90分)でも初めてキャスターを勤めます。お相手は櫻林美佐さんです。具体的な中味はおって紹介します。
同様に、桜関連では4月20日福岡で開催される「南京の真実」上映会に水島総社長と一緒に参加、「中国の対日情報戦」について、お話させていただく予定です。田原総一郎と中国政府の関係を紹介します。また5月1日の九段会館での大討論会にも出席します。
いずれも桜のHPを参考に。
桜も「ユーチューブ」など投稿映像で紹介され始めたせいで、「上映会には毎回、数十人のサポーターたち、なかでも若い人たちがボランティアで応援に駆けつけてくれている」(水島社長)ようです。
26日は「NKの会」(玉城素代表)4月例会の講師。
テーマは「北朝鮮核問題の変質と中朝関係の亀裂」。残念ですが、こちらは会員制なので、一般の方は参加できません。
時局心話会の講演会は30日(水)で、場所は外国特派員協会20階「メディアルーム」です。中国経済の今後の動向について話します。参加費は8000円です。
中国の成長を牽引してきた輸出環境は悪化するばかり、米国のサブプライムローンの影響はないとしていた政府も危機感を高めつつあります。当初、中国側の発言を鵜呑みにして、日本経済新聞などは「米国の経済悪化を中国が吸収する」などと能天気な解説記事を検証もなく、平気で掲載していました。中国GDPの60%は輸出=海外市場が稼ぎ出したもの。なかでも米国と日本は大きい。この両国に失速の兆しがあるのに、どうして中国が今後も成長を続け、世界経済を牽引できるのでしょうか。読者をナメタ記事が多すぎます。
表現者
http://www.upsilon-publishing.jp/htdocs/MagH.html
チャンネル桜
http://www.ch-sakura.jp/
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