お詫び & 阿Qたちの攘夷
お詫びです。
4月20日(日)、福岡で「南京の真実」の上映会が行われました。私もチャンネル桜の水島社長とともに参加して舞台挨拶をさせていただくつもりで、このブログや桜の掲示板で予告させていただいたのですが、肉親の急病で、やむなく出席をキャンセルせざるを得ませんでした。当日会場に足をお運びの方々、また水島社長以下桜関係者の皆様、さらに最もご苦労された上映実行委員会の方々に心からお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
いずれまた別の機会にお会いできることを切に願っております。
11日の「愛国攘夷の足音」で指摘しておいたように、五輪聖火リレーをめぐる中国内外の騒動は中華ナショナリズムに火をつけたようです。
フランスの大手スーパー「カルフール」への大規模な抗議行動ばかりかネットでは米国のシンボル・ケンタッキーフライドチキンなども新たな標的にされているようです。
燃え上がる国民のアンチ欧米感情の取り扱いを巡って、中国政府は危うい綱渡りを余儀なくされています。だが、このままなら、いずれ、噴出する排外的なナショナリズムは当局の思惑を超えて、爆発するでしょう。彼らには大義名分がある。歴史上初の偉大な民族の祭典を海外の反中国分子の策動から守るという民族的大義です。
この一点で聖火防衛隊やデモ隊は確実に連帯感を強めている。その国民の情念が五輪開催までに暴発する可能性はあるし、競技の開催中に審判のジャッジや応援をめぐって、巻き上がることも否定は出来ない。
私の目には今回の事態が89年、ゴルバチョフソ連書記長の中国訪問とデモ隊の天安門広場への座り込みを経ることで、民衆の一体感を生み出し、あの天安門事件を爆発させた故事と重なります。海外のメディアが注目していた点までそっくりです。
天安門事件は単なる民主化闘争ではなく、背景には共産党の腐敗の蔓延とインフレへの不満がありました。そうです。当時の背景と今現在の中国の現実に特に違いはないのです。共産党不信と階層格差など社会経済矛盾への怒りが、「愛国」に姿を変えて爆発しようとしている。なにもかもが同じ構図なのです。
外国スーパーに対する抗議行動は単なる始まりにすぎない。やがて阿Qたちの攘夷が世界に向けてさらに爆発する光景を私たちは目撃することになりそうです。
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