桜にでます
近々中に上京します。
その関連で、久しぶりにチャンネル桜に出演します。直近の東アジア情勢について荒木和博さんと語り合います。司会は水島社長になるはずで、「爆弾」緊急特番という感じになると思います。
朝鮮半島情勢と拉致問題の解決について大手メディアはさっぱり関心を持ちませんが、半島の有事となれば、同胞をあの国に拘束されている日本にとって、国家として、どのようなアクションを起こすのか、あるいは起こすべきなのかがいまこそ論じられなければなりません。近い将来、日本の国家意思が問われる事態がまちがいなく起こります。
その拉致問題についていえば、北朝鮮の金正日の容態は実は政務執行できないほど深刻との報道に現実性が出てきました。
それでいて、私たちはこのあふれ出る朝鮮情報をどう読み取るのかについてあまりにも非力であり、受身に終止していないでしょうか。これまでの拉致問題解決の最大のネックになってきた要因がこの情勢分析の弱さなのです。日本人が拉致された北でいまなにが起こり、どうなっているのか、という基本的コンセンサスが運動の側に共有されていない。7月に桜スペシャルと特定失踪者問題調査会(しおかぜネットワーク)で話したように、日朝正常化に対して単にスローガンだけで反対するのではなく、具体的に問題点を抉り出して、利権構造の腐臭と生々しさをアピールすることではるかに運動の輪は拡大します。
当日はポスト金正日がどうなるのか、を中心に話しますが、結論から言えば、韓国による統一の可能性は極めて低いということです。最大の問題は韓国の日和見主義にあります。韓国国民の同胞愛はカネがかからないうちはいくらでも泣けるものでした。タダは楽なのです。ですが南北首脳会談で合意した経済協力は1兆3千億円にも上り、国民一人当たり3万円もの金額に上ります。これを見て、早くも他国の日本に出させればいいとの韓国政府の声が聞こえます。これでは到底中国の北朝鮮への政治的経済的影響力の拡大に対抗することはできない。パワーポリテックスの世界では覚悟のないものが勝利することはない。
当事者である韓国が現実には北の崩壊を何よりも恐れていることを中国だけでなく、周辺国もみな知っている。ならば北が崩壊しても韓国による吸収はなく、それよりも開明的な労働党政権が誕生することこそが地域と北朝鮮国内の安定にはプラスである。この現実認識が間違いなく共有されるでしょう。いまのままなら金正日の北朝鮮崩壊が南の統一につながることは期待できないでしょう。
ではどうなるのか。荒木さんたちとやがて現れる政治状況と拉致問題解決のカギを論じたいと思います。
金正日以後の世襲体制が話題になっていますが、同体制を批判した80年3月10日の人民日報社説の注目すべき中味も紹介します。
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