2008年10月記事一覧

オーエン・ラティモア

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年をとったせいか、連日の講演は身体にきます(笑い)。
とはいえ、11月1日(土)はチャンネル桜支援の第一弾の講演会で話します。
テーマは米中「同盟」関係です。
25日は朝鮮半島の現状と将来、27日は中国経済と内政の行方、そして1日はいまや談合化しつつあるこの米中両国の知られざる関係に触れます。お暇な方はぜひお越しください。サインでも握手でも写真撮影でもお気軽に声をかけてください。やります(笑い)

さて、このテーマについて一言。ブログを見ておられる方は米国のメリーランドにあるジョンホプキンス大学をご存知のはず。この大学、面白いんですよ。ホワイトハウスと中南海の水面下の政治文化交流と深い関係があるのです。当日講演のなかでも話しますが、この大学はかつてオーエン・ラティモアが教授を勤めていた大学なのです。
ラチィモアについては説明の必要はないと思いますが、ルーズベルト大統領の中国アドバイザーにして、蒋介石国民党政権の顧問でもあった人物として有名です。つまり米国の指導者と中国の指導者をつなぐキーマンであり、米中両国の対日共同闘争を権力の奥で工作した人物なのです。
このラティモアとジョンホプキンス大学があることで私の関心を呼んでいます。

結論的にいえば、90年代後半、米中両国指導者の10年ぶりの相互交流が実現、ここで天安門事件の外交的な手打ちが行われ、以後、世界一、経済の成長を誇るアジア太平洋に米国資本が本格的にシフト(このときマハテールの米国を排除したアジア経済圏構想が流産させられる)を始めます。
こうして13億の中国新興市場、いわゆるニューフロンティアに米国ビッグビジネスが上陸を果たしたころから、それに平行して米中の露骨な日本バッシングと歴史問題が外交問題に浮上してきた。そのこととジョンホプキンス大学の存在がつながっているのです。
調べれば調べるほど、佐藤優さんが語るいまは『帝国主義』の時代という現状認識に、納得させられます。
当日は恐ろしい話になります(笑い)





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「二千人委員会」 チャンネル桜支援 連続講演会 − 第1弾 (11/1)

日時:平成20年11月1日(土) 18時00分〜20時00分 (17時30分 受付開始)
場所:代々木区民会館 3階

内容
講師:青木直人(ジャーナリスト)
演題:米中「同盟」はどこへゆく 〜一蓮托生の米中経済危機〜
コーディネーター:水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)

入場料:無料
主催:「チャンネル桜二千人委員会」新宿支部
お申し込み
ご希望の方は、電話またはFAXでお申し込みください(定員80名・先着順)。
  「チャンネル桜 二千人委員会」事務局
   TEL 03-6419-3900 FAX 03-3407-2263




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特定失踪者問題調査会の活動、短波放送「しおかぜ」、バルーンプロジェクトへのカンパをお願いします。
【郵便局】
郵便振替口座 00160-9-583587
加入者名 特定失踪者問題調査会

【銀行】
三菱東京UFJ銀行 鷹の台支店 普通預金3810752
口座名義 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹

冷える中国投資意欲

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一昨日は阿佐ヶ谷ロフトで一般の方を対象にお話させていただきましたが、昨日は都内のあるホテルで、企業経営者の方を相手に中国経済の現状と今後の展望について講演を行いました。最近はビジネス関係者や政治家の方々と接触する機会が急増していますが、億単位の投資をしている経営者のビジネス感覚はやはり鋭い。教わることばかりです。
私の講演といえばいつもライフコーポレーションの清水信次会長が最前列の席でじっと腕を組み、目を閉じながら聞いておられます。お世辞でもなんでもなく80歳を過ぎてあれほどの知的好奇心を持っておられることに敬服するばかりです。乾杯の挨拶の中で、今回の経済危機を明治維新、敗戦に次ぐインパクトをもたらすと喝破、そこに強い憂国の思いを感じました。
会場の経営者の方々から異口同音に出たのは『中国はこりごり』という言葉で、対中投資意欲はこれから氷河期を迎えそうです。講演では主に森ビルの『上海ヒルズ』の話とコカコーラバッシングについて具体例を挙げながら、警告しました。
もう胡錦濤政権に反日を操作するだけの余裕はない。彼らはすでに民衆のフラストレーションをコントロールするだけの自信をもってはいないからです。

最近会う人ごとに『11月でブログはやめるんですか』と質問されます。やめます。阿佐ヶ谷では『ブログは止める、桜は放送を中止する。どうすれば青木さんの意見が聞けるんですか』と参加者の方から聞かれ、恐縮しました。
私は日本における商業メディアの現状と将来に対して必ずしも楽観的ではありません。スポンサーがらみのタブーが多すぎること、さらに番組自体の幼児化と痴呆化は深刻度を高めるばかりです。
逆に、これほどネット空間が拡大していくと、既成の媒体をパスして、ダイレクトに情報を伝えることができるはずなのです。それを商業ベースにして採算をどう取るのか、が最大の関心事でもあります。
いずれにしても後1か月です。購読料をとって情報発信はニューズレターだけにすることも考えています。一部で期待をもたれている(笑い)アグネスチャンと中国共産党統一戦線部とのつながりはここで詳細にレポートします。

ありがとうございました

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阿佐ヶ谷ロフトのライブトークに参加された皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。入場費の2000円は決して安い金額ではないし、これに食事や飲み物代、そして交通費を含めれば、かなりの金額になります。
お話した内容がそれに値するものかどうか、自信はないのですが、前回同様、多くの方が熱心に出席されて、耳を傾けていただき、感謝しています。


関西からこのライブのためだけに駆けつけていただいたHさん、今度は恋人の方と一緒に飲みましょう。『青木さんの話を聞きたくてチャンネル桜の二千人委員会に入りました』とおっしゃった男性の方、恐縮しています。
そして外出の苦手な青年の方、丁重なご挨拶ありがとうございました。そのほか、講演後お話した参加者の皆さんにお礼を述べさせていただきます。
ご高齢な身体で(95歳!の方も)最前列で熱心にお聞きくださった大先輩のご老人の方々にも感謝申し上げます。

お話したように、日本が平和でいたいといくら念じても、周囲の政治状況はそれを許してはくれません。各国は残酷なほど、現実的であり、食うか食われるかの国益第一主義であります。
渡辺利夫拓大総長が『新脱亜論』のなかで現状を日清日露戦争前夜ととらえておられますが、私も全く同感です。
東アジアを100年ぶりにパワーポリテックスが覆いつくそうとしています。

このままなら、朝鮮半島が韓国主導で統一される可能性は低く、金なき労働党政権は徐々に中国の磁石に引き寄せられるでしょう。北京が狙うのは流血なき労働党の『和平演平」なのです。そして仮にそうなれば、いずれは帝国主義時代さながらに北朝鮮の羅津港を、元山港を、そして清津港をそれぞれ『租借』した中国海軍が五星紅旗を高々と掲げて、日本海を自由に遊泳する光景が出現するはずです。それは決して遠いことではなく、これから10年もすればありえる事態なのです。

いまや北朝鮮テロ指定国家を解除したアメリカも、太陽政策と金融崩壊におびえる韓国も、欧州重視のロシアも、いずれも台頭する中国を牽制するパワーにはなり得ない。日清戦争当時は新興国日本が大国シナの朝鮮への覇権の野望をくじいたのですが、今の日本には到底それは期待できない。

拉致の向こうに見えてくる現実とはこうしたものなのです。
私たちがなすべき歴史的任務とはこの現実を直視し、一切の幻想を捨てることであります。事実からしか真の覚悟は生まれない。チャンコロこの野郎だけでは到底中国に対抗することは出来ないでしょう。まず必要なのはインテリジェンス。徹底的に智恵を絞って、悩み、考え、決断していく以外に祖国日本の明日はありません。しかし私は絶望はしていません。熱いまなざしで私の話を熱心に聞いていただいた方々のある限り、日本は再び立ち上がるはずです。

主催者の佐藤さんと話して、今後こうしたライブを定期的にやるかどうか、を検討します。ブログも一時中断はあっても必ず復活しますので、ご心配なく。





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「二千人委員会」 チャンネル桜支援 連続講演会 − 第1弾 (11/1)

日時:平成20年11月1日(土) 18時00分〜20時00分 (17時30分 受付開始)
場所:代々木区民会館 3階

内容
講師:青木直人(ジャーナリスト)
演題:米中「同盟」はどこへゆく 〜一蓮托生の米中経済危機〜
コーディネーター:水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)

入場料:無料
主催:「チャンネル桜二千人委員会」新宿支部
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ご希望の方は、電話またはFAXでお申し込みください(定員80名・先着順)。
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遊撃戦論

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ある中国人老コミュニストから朝鮮戦争当時、中国義勇軍と北朝鮮人民軍の実際の関係がどうであったのか、を聞く機会がありました。当然と言えば当然なのですが、「栄光の人民軍」の実態は敗残兵そのもので、戦争開始から4月目にして、急遽結成された中朝両国軍の関係はおよそ同盟軍といえるようなものではなく、酷評すれば、現地の『傭兵』レベルの扱いでした。
そればかりか義勇軍総司令の彭徳懐は両国の幹部の面前で金日成を面罵、一説には『この若造が!』と手を上げたとまで伝えられているのです。このあたりの詳細については26日のライブで詳しく話しますが、私たちはそろそろ中朝両国の『血で固められた友誼』『唇歯の関係』というレトリックから自由にならなければならない。
いまや金不在の北朝鮮と労働党は急速に北京の磁石に引き寄せられています。
毛がなぜ鴨緑江を超えたのか。中国には中国独自の参戦理由があり、そこにこそ、彼らにとって朝鮮半島の戦略的意味があるのです。この意味を解読することがこれからの半島動向を分析するためには不可欠です。
毛の『遊撃戦論』(中公文庫)の一読を薦めます。

この点で面白いのは、在日の文化人、ジャーナリストの方々がまず例外なく、中国の祖国に対する覇権的外交について言及しないことです。お馴染みの姜尚中東大教授もオリンピック前夜、地方紙に配信された共同通信の記事の中で、中国を鯨にたとえて、その行方が世界の将来を左右すると書いています。ですが、こんなものは別に今さら解説していただかなくても、誰もがわかっていること。聞きたいのは『人間サファリ』に象徴的な周辺諸民族に対する大漢民族主義の露骨さをひとりのコリアンとして、或いは在日韓国朝鮮人としてどう考えるのか、ということなのです。
米国や日本バッシングには熱心な在日左派系識者がなぜか中国については口をつぐむ。およそ愛国者の姿とは言えません。彼らはいずれこの件で踏み絵を踏まされるはずです。





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トークライブ「義和団再来か?、中華ナチズムか? 震撼する中国と瀕死の北朝鮮を探る」

日程:2008年10月26日(日)
場所:東京・阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
   杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16-B1 03-5929-3445
時間:Open12:00 / Start13:00-end15:30
料金:¥2000(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

【出演】
青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http:// aoki.trycomp.com/
佐藤 悟志(司会/政治活動家)http://www.blue-wolves.org/




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『先富論』の崩壊

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中国南部広東省は『改革開放』の発祥地である。いまでは建国以来、満州国の工業インフラをベースに、長く重工業の中心だった東北三省のGDPを遥かに凌駕し、吉林省と比較してもすでに2倍以上の成長率を記録している。
だが、その広東の東カン市ではここ数日、玩具メーカーの工場閉鎖で解雇と給料未払いに抗議した労働者のデモが頻発している。事態は深刻である。なぜなら中国の公式発表を見ても、対前年度比で輸出額は全体として増えているものの(拡大ペースは低下してきた)今回問題になった玩具製品の外国向け輸出だけは目立って激減し始めているからだ。理由は世界的な貿易縮小と不景気の拡大によるものだ。
中国経済成長の秘密。それは安価な13億の労働力を梃子にして、外資を大々的に導入し、労働集約的加工業を育成し、そこで製造された加工製品を安い値段で世界に売りさばくことで実現した。(提唱者は当時の趙紫陽首相で、この成長戦略については人民日報「沿岸地区経済発展戦略を語る」88年1月23日を参考に)。なかでもこの玩具分野はその代表的なもので、ユニクロが象徴的な衣料・アパレル産業と並んで、輸出の花形を形成していたのである。だが、世界貿易の縮小で、加工製造業は有力な海外マーケットを失いつつある。企業の赤字と倒産が続発し、外資は撤退を始め、工場は閉鎖された。これが昨年末から続出している沿岸部の経済の実態なのだ。
驚異的な発展を遂げてきた中国市場経済。だが成長のサイクルはいまや逆転を始めている。

米国でレーガン流自由主義が叩かれ、日本では小泉・竹中路線が修正を余儀なくされている。それは中国においても無縁ではない。
歴史は改革開放の総設計士登小平の唱えた新自由主義論・『先富論」を批判の遡上にあげようとしている。
進行中の世界同時経済危機の本質とは彼らが唱えた市場なるものの無謬性の崩壊である。
市井に住む私たちにとって今日は昨日の延長であり、明日は今日の続きとだけ映りがちである。だがいま歴史の地下では大きな変動がマグマのように沸騰を始めている。
躍進中国の危うい中味が誰の目にも見えてきた。読者の方々はこれまで大手メディアがなにをどう書いてきたのかを検証してみてほしい。権威なるもののいいかげんさとでたらめさがいやでもわかるはずだ。同時に単なる反共「保守」だけのスタンスでは情勢が読めないこともますます明らかになりつつある。

それに関連して書いておく。
拉致運動を展開してきた『保守』の一部は今回のブッシュ政権のテロ支援国家指定解除についてまともな総括をしえていない。そのためか、案の定、私が「敵国になり得る国米国」のなかで危惧したように、米国裏切り論が出始めている。気持ちは理解できるのだが、冷戦終焉以後の世界の動きを見ていれば、あるいは米中関係、6者協議の経過を見てみれば、こうなることは早くから十分想定できたはずである。
現実を無視した米国への過剰な思い入れとそれが『裏切られた』時の激しい怒り。
そこにあるのは事実よりも願望と感情だけを優先させる活動家の姿である。それは、私がいつもからかう「チャンコロこの野郎論」と悲しいまでに重なり合う。
その点で言えば家族会のなかでも横田滋さんが「日本が独自の制裁を強化すべき」として単純な米国批判にも、裏切り論にも加担していないのは見事である。
叩かれ、裏切られ、期待しては騙されてきた拉致家族にして、初めてことの本質が見える。
拉致家族会はかわいそうな人たちではない。彼らの命がけの必死の戦いだけが日本人の誇りと正義を守ってきたのである。私は彼らの苦闘に深く学び、今後も私の守備範囲で可能な限り連帯していきたいと思う。
拉致された同胞を奪還する戦い。それは全ての日本人にとってのジハード(聖戦)である。






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トークライブ「義和団再来か?、中華ナチズムか? 震撼する中国と瀕死の北朝鮮を探る」

日程:2008年10月26日(日)
場所:東京・阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
   杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16-B1 03-5929-3445
時間:Open12:00 / Start13:00-end15:30
料金:¥2000(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

【出演】
青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http:// aoki.trycomp.com/
佐藤 悟志(司会/政治活動家)http://www.blue-wolves.org/




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口座名義 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹

情勢を読む

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【1】最近は人民日報を読むのが楽しい。なぜか。大本営発表の記事が露骨なほど掲載され始めてきたからである。温家宝首相が『世界的な金融危機の中国への影響力は限定的』とぶち上げている。冗談ではない。この間まで『大丈夫。無関係』と公言していたのはどこの誰だったのか。間違いなく危機の足音が北京の指導部の耳にも聞こえてきた。
問題は党機関紙が露骨な宣伝色を強める一方で、政府系シンクタンクは早くも経済失速と金融不安を具体的に想定したシュミレーションを始めていることである。

(1)上海や長江流域の経済圏のGDPが対前年度比で3割も激減している。同地が中国で最も高度成長を達成してきた地域であることに注目してほしい。成長の牽引役が力を失いつつある。
(2)インフレは沈静化しつつあるが、中味は深刻。食品の値段はそれほど下がらず、工業製品の下落が顕著である。つまり物価の値下がりは工業製品の過剰生産とそれが生み出しているデフレによって生じているのである。このままでは生産調整は必至である。労働者の解雇もまた避けられまい。
(3)株、不動産に続いて自動車市場も下落が始まった。膨大な冨が失われているだけではなく、不動産=持ち家と自動車=マイカーは強力な内需を持たない中国が日本の高度成長に学んでその柱に育てようとしている消費分野だった。だが不動産と自動車の購買力に赤信号が点滅している。今後はマイカーローンの破綻が社会問題になるはずだ。当然金融機関の負債は数を増やしていく。

繰り返す。中国の崩壊論は明らかに早計である。それはそれで、ある種のイデオロギーの反映にすぎない。なぜか。中国が単独で崩壊していくのならある意味、楽なのだ。しかし米国国債の膨大な購入と対米投資、及び貿易関係を見れば、『開放』中国がドルの経済支配を支える一極であることは間違いなく、当然そうなれば、中国経済の危機は国際的救済システムを通じて解決しようという動きに向かう。こうして関係国と国際機関による救済スキームが誕生することになるのである。音頭をとるのはもちろん米国だ。
これがグローバリズムの世界の実態なのである。もう資本主義と社会主義の体制間対立などどこにも存在していない。資本はイデオロギーを超えて、地球を支配する。これが私たちが目にしている世界の現実である。

私はこれまで、そしていまでも単純な「チャンコロ、この野郎論」ではもう日本の直面している危機はどうにもならず、中国、及び米中関係を客観的に観察したインテリジェンスがなんとしても必要であるといい続けてきた。このままなら、米中経済危機をレスキューするのは今回もまた日本の役目になろうとしている。米中への従属外交はさらに続く。

【2】米国による北朝鮮テロ国家指定解除から数日。新聞報道を見れば、ブッシュ政権がぎりぎりまで日本に解除の通告をしていなかった事実が明らかにされてきた。71年7月のニクソンショック当時となにからなにまで瓜二つであり、今回もまた外務省の情報収集能力のお粗末さは変わることなく、外交敗戦が繰り返された。
日本人がこの恥辱にいつまで耐えることができるのか。周辺国は注視している。

最後にトピックな話です。
拉致に関してですが、横田滋さんが『世界銀行からの対北融資の危険性』に言及されていますが、同感です。国際金融機関からの北朝鮮融資は世界銀行、アジア開発銀行、国連開発計画などが想定されていますが、ほぼ間違いなく先頭を切るのは世界銀行になるはずです。その理由と根拠は阿佐ヶ谷ロフトのライブで詳しくお話します。
今回はあまりチベットの話は出来ないかもしれません。申し訳ない。
その場合は11月の立川講演で重点的にお話させていただきます。

追加・この秋開催予定のいくつかの学園祭にパネラーとして声をかけていただきましたが、スケジュールの都合で今回はご遠慮させていただきました。成功を願っております。
ありがとうございました。





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トークライブ「義和団再来か?、中華ナチズムか? 震撼する中国と瀕死の北朝鮮を探る」

日程:2008年10月26日(日)
場所:東京・阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
   杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16-B1 03-5929-3445
時間:Open12:00 / Start13:00-end15:30
料金:¥2000(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

【出演】
青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http:// aoki.trycomp.com/
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一国の独立

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ブッシュ政権がついに北朝鮮へのテロ国家指定を解除しました。クールに言えば、これまで予想し続けてきたことであり、特に驚くべきことではありません。来るものが来ただけなのです。
それでも一言だけ書いておけば、米国の対北宥和政策には北朝鮮の金体制の不安定化への警戒感と中国とのステークホルダー外交戦略が背景にあります。つまり、この問題を米朝二カ国間の問題に限定して考えるのはあまりに皮相な見方なのです。いま長く戦後の東アジアを覆ってきた政治的パラダイムが激変し始めました。
米国の今回の決定の背後にあるのはアジアからの逃げ戦という外交的姿勢なのです。
日本人はこのことに自覚的であるべきでしょう。今後、日米離反を狙って中国の対日世論工作も活発化します。ニクソンショックの後、中国を訪問した田中角栄に対して毛沢東が『田中先生、時代は変わりました。組むのなら徹底的に組みましょう』と提案したような事態がふたたびこれから出現するはずです。

拉致問題について言えば、日本人がなすべきこと。それはたとえ孤立無援に見えようとも日本単独でも戦うという確固とした国民的意志を表明すること以外にありません。
また自衛隊による同胞奪還の軍事作戦も論議の対象にしていくべきです。
経済支援といい、自衛隊投入といい、日本にはカードはあるのです。
ただ一点ないものがある。それは最高指導者の胆力である。やれどの政治家がアメリカのなんとかという大学を出ました、経営学を学んできましたなどもうどうでもいい。
日本人の誇りと正義を体現しうる政治家の不在。ひとりの西郷隆盛もいない日本の現実は無念でありますが、しかし城山の西郷星は私たちを見つめていると信じたい。
過剰な楽観論と悲観論はともに間違いであります。冷静に、冷静に、彼我の関係を分析し、各国の思惑を読み込んで、戦いの覚悟を決めようではありませんか。
26日の講演はそんなことを中心にお話させていただきます。

追加
ドンフライの情報ありがとう!





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トークライブ「義和団再来か?、中華ナチズムか? 震撼する中国と瀕死の北朝鮮を探る」

日程:2008年10月26日(日)
場所:東京・阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
   杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16-B1 03-5929-3445
時間:Open12:00 / Start13:00-end15:30
料金:¥2000(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

【出演】
青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http:// aoki.trycomp.com/
佐藤 悟志(司会/政治活動家)http://www.blue-wolves.org/




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加入者名 特定失踪者問題調査会

【銀行】
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口座名義 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹

ブログでもすでにお知らせているチャンネル桜支援の講演会が決まりました。
いずれも私が講師を勤めます。同時に水島聡社長が会場にお見えになった方々に直接、この間の経緯と今後の再建計画についてご説明させていただき、財政支援のための「二千人委員会」への参加をお願いすることになります。
主催はいずれも日本各地で設立されたばかりの『二千人委員会』地方支部です。

■11月1日(土)18:00~20:00 
新宿代々木区民会館 収容人員80人
講師・青木直人
米中『同盟』はどこに行く・一連托生の米中経済危機

水島聡社長の挨拶

■12月16日(火)18:30~21:30 
横浜青葉区公会堂(田園都市線 市ヶ尾駅)
講師 青木直人
どうなる北朝鮮「処分」 人民解放軍が鴨緑江を超えるとき
或いは
進行する中国経済危機 義和団再来と日本企業の選択
いずれかのテーマで話します

講師は私以外に荒木和博拓殖大学教授が勤めます。
水島総社長の挨拶

なおこれ以外にも全国各地で『二千人委員会』の主催でパネリストの方々が参加して、これから続々と講演会が開催されることになっています。これについてはチャンネル桜のHPをご参照ください。

以上です。

一蓮托生の米中『経済同盟』

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中国政府がウオール街発の金融危機に対し、米国国債を2000億ドルも買い増しすると香港『明報』が報じました。現在までのところ、中国人民銀行のスポークスマンはこの報道を認めていませんが、今後の米中『経済同盟』の真価を問う動きとして注目です。
中国が仮に国債購入にさらに踏みこめば、代償として、何らかの政治的譲歩を米国から手に入れようとするのは間違いない。またそうでないと、党内も持たない。
『経済同盟』は今以上に、朝鮮半島と台湾の現状維持を裏保証する最大のファクターになるでしょう。もはや韓国による北朝鮮吸収合併などという夢物語は存在しません。

とはいえ、中国もまた危機の水位は高まりつつある。
さきごろ天津で開催されたダボス会議(夏季)で、世界各国諸地域90箇所、1500人もの参加者を前に演説した温家宝首相が繰り返し、繰り返し、『改革開放に変化なし。今後も継続する』と発言している事実は異様ですらあります。
これが『異様」なのは、そもそも開放政策が生み出したさまざまな諸矛盾の解決を率先して主張してきたのがほかならぬ温首相だったからです。
だが、ダボス会議での彼の発言の中には、諸矛盾をどう解決していくのかについて具体的言及はなく、ただひたすら会場に顔をそろえた各国首脳や企業トップに対して懇願するがごとくに、『政策の変更はない』と繰り返すだけでした。
演説の中には海外の企業が懸念する中国リスクを解消するための処方箋はありませんでした。でいながら『開放』『市場経済の堅持』。
演説には結論だけはあるものの、 投資家たちを安心させるための論証が決定的に欠落しているのです。
温首相はなぜ『開放を堅持する』というこんな当たり前のことを詰め掛けた各国トップの前で、改めて表明しなければならないのか。『改革開放』に対する反対する勢力が党の内外で力を増しつつあるからです。
成長だけが封印してきた国民階層間の社会的対立。その大前提がいま崩壊しつつある。
米国だけではない。中国でもまた『先富論』を大義名分にした中国版・新自由主義政策が行き詰まりと綻びを見せています。
さまざまな国際機関、投資会社が行っている中国の本年度と来年度のGDP予想は下がる一方です。本格化する世界経済危機を前に、この程度の控えめな予想ですらも下方修正を余儀されるはずです。

『新脱亜論』(渡辺利夫・中央親書)がロングセラーになっています。舞台になった朝鮮半島では、米国の対北朝鮮テロ国家指定解除の動きが始まりました。同時に金正日の不在もまた現実となりつつあります。間違いなく時代が動こうとしています。
こうした時期だからこそ、歴史に学ぶべき。

最近読んだ本のなかでお勧めが岡本隆司氏(京都府立大学)の二冊です。
①属国と自主のあいだ(名古屋大学出版会)7500円プラス税 高いです!
19世紀半ばから日清戦争に至る清国と李氏朝鮮の関係を軸に、これに日本、米国、英国、ロシアの周辺大国の外交関係を紹介したもの。
サントリー学芸賞受賞。

②世界史のなかの日清韓関係史(講談社選書・メチエ)1500円プラス税
①のダイジェスト版といっていい内容で、特に後半部の記述はそうである。
いずれも日本人にはなかなか理解しにくい朝貢体制の解説が丁重です。

③以前紹介した『朝鮮から見た華夷思想』(山内弘一・山川出版・世界史リブレット)729円プラス税   
もいいですよ。

さあ、勉強だっ! 読書をすればどうなるものか 読めばわかるさ ありがとう!
ところでドン・フライ、今どうしているのか、ご存知ですか。





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トークライブ「義和団再来か?、中華ナチズムか? 震撼する中国と瀕死の北朝鮮を探る」

日程:2008年10月26日(日)
場所:東京・阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
   杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16-B1 03-5929-3445
時間:Open12:00 / Start13:00-end15:30
料金:¥2000(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

【出演】
青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http:// aoki.trycomp.com/
佐藤 悟志(司会/政治活動家)http://www.blue-wolves.org/

渋谷にて

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渋谷で久しぶりに三浦小太郎氏と会食。北朝鮮情勢や拉致、脱北者問題、それにチベット連帯運動などについて、フランクな情報交換を行う。
三浦さんとの会話は知的満足感を満たすに充分で、これほどのインテリが在野にいることのすごさをいつも感じてしまう。私は彼が宝島リアル『ニッポンの恥!』に書いた『新しい教科書をつくる会』文化人と運動の総括を高く評価している。今学ぶべきは明治以来のアジア主義の思想的な系譜である、という指摘は有効である。

佐藤優さんの、西郷隆盛の「征韓論」は常に否定的文脈からだけ取り上げられているが、彼の朝鮮東アジア情勢に対するリアリズムを学ぶ必要があると言う発言は重要である。
西郷が腹心の池上四郎(西南戦争当時、薩軍5番大隊指揮官)を満州と朝鮮に派遣し、かの地の政治状況をつぶさに把握していた事実は意外に知られていない。
西郷の「征韓論」は朝鮮侵略論などではなく、対東アジア戦略論であり、対ロ防衛論の観点から見直されるべきであろう。戦後の歴史観は当時の列強間のパワーポリテックスというリアリズムを欠落させている。
そこにあるのは朝鮮半島情勢を日本と朝鮮の二カ国間関係だけで論じようとする姿勢である。だが本当にそうか。大国ロシアの南下、東アジアの老大国中国の朝鮮半島への影響力拡大、さらに西洋諸国の朝鮮関与など、当時の周辺国の諸動向を背景にして語らないと「征韓論」のもつ背景は伝わってこない。侵略と断罪された『征韓論』には対ロ共同防衛論という側面もあったからだ。
戦後歴史観からは、あの時代の日本の指導者の感じたリアリズムも危機感も見えてこない。
戦後の能天気な平和歴史観にはこうしたリアリズムがないのだ。それは今も続いていて、明日にも起こりうる可能性のある北朝鮮有事に対する警戒感も備えも存在しない。
自分の頭で歴史を総括していないから、現実性を欠いた観念の産物に堕落してしまうのである。

いずれにしても、西郷があのまま生きていれば、勝海舟(日清韓三国同盟論)になったか、福沢諭吉(脱亜論)になったか、興味深いところではある。彼の「征韓論」はアジア革命論であって、いまどき流行の「東アジア共同体論」などとは似て非なるものである。
一部の反米左派の方々は、そこがお分かりになっていない。
竹内好のような本物の左翼と違って、単なるサヨクは『侵略』と『連帯』は常に区別しうると考える。そこに迷いはない。
福島瑞穂の屈託のなさ。明確な断定と懐疑の欠落がそれである。私は瑞穂の幼子のような笑顔が怖い。





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トークライブ「義和団再来か?、中華ナチズムか? 震撼する中国と瀕死の北朝鮮を探る」

日程:2008年10月26日(日)
場所:東京・阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
   杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16-B1 03-5929-3445
時間:Open12:00 / Start13:00-end15:30
料金:¥2000(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com

【出演】
青木 直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」「北京五輪後に何かが起こる」他)http:// aoki.trycomp.com/
佐藤 悟志(司会/政治活動家)http://www.blue-wolves.org/

横浜は今日も晴れだった

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長崎は今日も雨かもしれませんが、横浜は本日もすばらしい秋空で、心が洗われるような気分になります。
とは言え、晩秋が足音をたてて、やってきているのも事実で、今年も残すところ、後3ヶ月になってしまいました。
12月に都内で講演することが決まりました。

12月20日(土)
午後2時~
大手町 サンケイホール
2008年・中国情勢を総括する(仮題)
主催 日本世論の会

ブログを作成していただいている山本さんと話した際に彼が『一般の方が来られる集会は必ず定期的にしたほうがいい。みんな正確な情勢分析を知りたいんです』と言ってくれた言葉が耳に残っています。
11月27日の立川の講演会を依頼してこられた小林秀英さん(チベット問題を考える会代表)はチベット自由化運動にも関わっておられる方ですが、「運動へのアドバイスを」とメールにありました。

いまフリーチベット運動はどうなっているのか。関係者に聞いても、盛り上がりに欠け、沈静化してしまったようです。中国はそうそう甘い国ではありません。国際世論をバックにつけたダライラマ法王のカリスマ性をもってしても、現実はなかなか動かない。

私はひとりのチャイナウオッチャーとして、運動の高揚に迎合して腹にもない発言をするつもりはありませんでした。フリーチベットのデモだけで中国が譲歩することはありえないのです。神を恐れぬ最悪の物質至上主義者、拝金主義者たる漢民族に対抗するカードは彼らが愛してやまないカネを使えばいい。これは強力です。相手の最も嫌がることをやるのが外交駆け引きの基本であるのなら、日本はこのマネーを活用すべきなのです。
迷走を始めた中国経済。胡錦濤はこれまで以上に喉から手が出るほど日本の資金と技術を渇望しています。だからこそ、「フリーチベット」、弾圧を続ける中国に対する一切の支援を中止せよ!というスローガンがいまこそ効果を持ちえるのです。私たちの強さは中国に援助せよと考える国民がいまやほとんどいないという現実です。援助中止に賛同する世論の声は圧倒的にこちら側にあるのです。
この不景気な時代、増税と社会保障の支払いはうなぎのぼり。そんなご時世に、あの中国に、それもチベット人を弾圧し、亡命者を野生動物を撃ち殺すように平気で射殺してる中国に日本政府は世界で一番援助を行っている。それでいて中国側はその事実をまともに国民に広報してもいない。なぜこんなアホくさく、非人道的な援助を我々の血税を使って続けなくてはならないのか。そう考えれば、対中援助の全面的中止というアピールほど国民に対して説得力を持ちえるスローガンはそうそうあるモノではありません。
政府を国民が下からつきあげることで、局面を日本政府VS中国政府という国家の外交関係のレベルにもっていくべきなのです。ドイツが援助中止でやったのはこれなのです。
日本政府の声として『チベットを弾圧する中国に対して国民の側から援助すべきではないとの抗議が殺到している。このままなら援助は続けられない』と言わせるべきなのです。そしてこれは納税者である日本国民だけが堂々と要求できうるテーマでもあるのです。

なぜ、こうした有利な状況を運動の側が活かせていないのか。北京五輪を背景に高揚した大衆運動の前に、自己のありうべき戦略論を埋没させたため、とでも言うしかない。
これ以上私たちの血税でチベット同化を加速させる西部開発をさせてはならない。
それがフリーチベットの次の課題であり、その戦いは始まったばかりなのです。

チベットに限りません。北朝鮮拉致問題も同様です。中国と協力して共に北朝鮮に拉致の抗議しようという声もいつしか消えたようです。さすがにその非現実性に馬鹿でも気付くようになったからでしょう。運動の側にある客観的情勢よりも常に主観的願望を優先させる姿勢。この病は自称「保守」の中にも蔓延しています。

いまや祭りは終わった。なすべきは運動の総括です。
『フリーチベットとは何であったのか』『北朝鮮拉致問題を取り巻く国際環境の激変』。
これから開催予定の講演ではそんな話もさせていただきます(キッパリ)。

今後のこと

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ここ数日、友人たちと今後のブログのことについて話し合っています。
大まかな結論としては・・・・・・・・・・・・

①ブログは11月30日(日)で閉鎖します。これまで書いたものを全て見れなくするのか、いつでも書き込みできるようにするのか、いずれにするのかはまだ未定です。

②東アジアの情報と分析に特化したニューズレターを出そうかと考えています。これは年会費を支払っていただける会員システムでいきたい。とは言え、まだ迷っています。
なにか事件があると、私の見解を聞かれることが多くなり、それならブログで中途半端にやるよりも本格的に情報分析したものを提供した方がいいのでは、と言う気持ちがあるのです。朝鮮半島情勢や拉致問題についてもこちらでやりたい。

③たとえば、先日中国の天津で夏季ダボス会議が二日間にわたり開催されました。ですが、日本では会議自体の意味、またどういう企業が海外から参加したのか、その思惑、温家宝首相の会議での発言内容の分析、さらに渤海湾経済圏構想の実態、また異例なことに昨年に続き、来年09年に再び大連で夏季ダボス会議が開催されることが決まった背景などをちゃんと解説したものがほとんどない。中国東北にビッグビジネスのマネーを呼び寄せたい中国の狙いは実現するのかどうか。こんな解説もしてみたい。また中国に進出した個別日本企業に関するインサイドな話も触れたい。
私がこれまで書いてきた日中人脈、対中援助、日本企業の内幕、米中関係、朝鮮半島、台湾、などのテーマが念頭にあり、原則的に政治家名も企業名も実名で。
こうしたイメージだけはあるのですが、やるとなると、シンドイなという本音も隠せません。これも11月までには報告します。


④では肝心のブログはどうなるのか、正直結論は出ていません。フランクに書けば、何人の方が読んでおられるのかもわからないし、身辺雑記でもしょうがない。
とはいえ、続ける意志はあるので、こちらはしばらくお時間を。

今日は雨

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一日中原稿を書いていました。

今日はこれだけ。
ベンチャー企業の会長さんからいただいたお手紙の中に書かれていました。
いいですね。


往き往きて なお往き往きて 水平線 (青涯)



北京五輪後に何かが起こる
8月23日、発売

アーカイブ

BOOK

下で紹介している本のアマゾンIDは、特定失踪者問題調査会のID ( shiokazekanpa-2 )を使用しています。ご購入されると調査会に数パーセントの紹介料が入ります。財政難で放送縮小のピンチに見舞われている調査会へのカンパにもなります。ご協力ください。
敵国になり得る国・米国

中国の黒いワナ (別冊宝島Real 73)

誰も報じない中国の真実 (OAK MOOK 180 撃論ムック)

ニッポンの恥! [別冊宝島Real] (別冊宝島Real 75)

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