2008年11月記事一覧

ありがとうございました

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このブログも今日で終わります。
1年間お付き合いくださった方々には心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
始めた当初からダラダラやるつもりはありませんでした。
ブログのお陰で貴重なネット体験が味わえました。

有料の東アジアを対象にしたニューズレターをやってみたいと思います。親しい友人たちが「ブログではもったいない」とおだてることも一因なのですが、ニュースソースや一次データをちゃんと示して情報を発信するには一定の財政的な裏づけがないとやはりむつかしい。
今後は北朝鮮情勢、具体的には、拉致問題、水面下で蠢く日朝正常化の動き、オバマ米国新政権の動向、中朝関係などは、まとめてこのニューズレターに書きます。
また中国経済の将来動向も観察していきます。いま中国を改革開放30年目にして最大の危機が訪れようとしています。世界銀行がつい先日来年のGDPを7・5%と予想しました。かりにそうなれば、昨年の数字は11・9%ですから(今年第三四半期は9%)、わずか2年で4・4%も成長率が激減することになる。そればかりか、現実にはこの数字ですら高すぎたと修正されると見るべきです。(ただ世界銀行がこうした衝撃的な数字をこの段階で、公開したことの政治的思惑は別にある)
海外市場を失いつつある中国政府が起死回生の一手として取った内需拡大。その額、2010年までに57兆円!膨大な投資です。ただ問題はふたつあり、真水分がどれほどあるのか、さらにこの金額が地方政府高官たちの懐に入るのではないかと中央政府が深刻な危機感をもっていることです。経済の落ち込みは地方政府の税収を急激に激減させており、それだけに行政当局者による「公的資金」の私物化と流用は間違いなく発生する。「地方主義」の蔓延は共産党支配の弱体化を内部から進行させて行くはずです。
実はこうした資金の流用は日本からのODAも無関係ではないのです。ODAを監督する中国政府の某官庁から「環境支援のための援助を他の分野にまわすことは許されない」との通達がすでに何回も出されているからです。こうした話もニューズレターで検証します。

高度成長と豊かさは「政治」と「経済」を分離し、天安門事件の民主活動家たちを体制内部に取り込むことに成功しました。成長だけが、共産党に対する信任を確保してきたのです。ならば経済危機は再び政治の季節の到来を告げるものになるはずです。

内需拡大のための公共投資についていえば、中味は内陸の交通網の建設に重点があり、ここにはチベットや新疆ウイグル地域へのインフラ整備も含まれます。中国は内需拡大を大義名分にして、内陸少数民族地域へ経済的浸透を世界銀行やアジア開発銀行からの融資も「活用」しつつ、一層拡大していくでしょう。

右であれ、左であれ国家というものの本質は権力です。本格化する一方の内陸開発とチベット経済支配に対して「フリーチベット」を叫んだ方々はいまどう考えているのか、ここは誠実な総括が必要です。とはいえ、彼らの大部分はいまや一斉に「国籍条項」反対に移動中で、もうそんなことを考えることもないのかもしれません。
ですが、こうした運動の「つまみ食い」は私の好むところではありません。それは国籍条項が重大であるかどうかと言う問題とは別の次元の話なのです。

連帯はいい。ですが、たった一人でも戦うと言う覚悟もなしに、その時々の政治的テーマに反対を唱和するだけでは、単なる烏合の衆にすぎません。私にはそこからなにか新しい方向性が出てくるとは到底、思えないのです。今問われるべきで量ではない。質の劣化への対策です。
チベットの悲劇は中国共産党の過酷な弾圧だけではなく、チベットを共産党批判のカードの一枚にしたいだけの政治勢力をも「味方」と呼ばなければならない「孤立感」にあるのではないでしょうか。


現在、巷に氾濫しているのは「紅白歌合戦」の世界です。どういうことかといえば、「赤」か「白」かの二元論だけで世界を解釈しようとする思考傾向のことで、現実には黄色も緑も黒もあるのですが、あくまで認識は右か左かだけの「紅白歌合戦」。日本にはウヨクとサヨクだけしか存在しないかのようです。私は日本に生まれ、日本に育ち、この国を愛する点においては人後に落ちないつもりですが、決して「国士」でもなければ、「愛国者」でもありません。売るのは情報だけ。「憂国ビジネス」をするつもりはございません。まっ、そんなところです。

追加
ニューズレターの発行までの間は中継ぎとして、これからも不定期に「番外編」を書かせていただきます。後だしジャンケンのようでゴメンなさい。

情報という商品

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12月16日にチャンネル桜支援講演会の第五回目の講師を勤めます。
詳細は下記のお知らせを参考に。
また12月20日(土)は大手町のサンケイホールにおいて、日本正論の会の主催で、定例講演会「新情勢下の日中関係」について話します。
講演時間は午後2時から4時まで、お話は90分、質問時間が20分です。

以前も書きましたが私の講演会はいわゆる「保守」系団体のものは少なく、シンクタンクとか企業関係者を対象にしたものが圧倒的です。後者の特徴は「具体的」なのです。抽象的な批判や感情に任せただけの罵倒は一切通用しません。現実はどうなのか、今後はどうなるのか。そうしたリアルでなまなましいインテリジェンスだけが要求されるのです。
「チャンコロこの野郎」だけの講演ではおカネはもらえません。講演は政治結社の集会ではないのです。ちゃんと取材して、データも集めて、インサイド情報も盛り込んで、初めて「商品」になりうるのです。
ですがネット時代、そうして一生懸命に加工した「商品」が平然と無料で流れているのも事実で、そうしたこともあり、以前「今後は公開の一般向け講演を減らす」と書かせていただきました。
ただ現実には桜の危機と特定失踪者問題調査会からの要請などもあり、公開の講演を引き受けたと言う事情があったのです。もちろんネットの宣伝効果は充分にわかってはいるのですが・・。

いま、日本のある企業が中国で大きなスキャンダルに巻き込まれています。今後こんな話はごろごろでてきます。メディアがそれを報じられるかどうか。多分無理でしょう。
そうした情報を「商品」にどうしていくのか。これが今後の最大の課題です。
アグネスチャンの「ひなげし人脈」取材中です。我ながら取材テリトリーが広いなと苦笑します。
山口百恵さんの中国招請事件の際は仲人の宇津井健さんから「こんな取材していると、ためにならないよ」と恫喝されました(笑い)。さてアグネスは?






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「二千人委員会」 チャンネル桜支援 講演会

【平成20年12月16日(火曜)】

今、日本のリスクを問う!
①拉致問題から見た日本の安全
  同胞を奪還しうる「日本」へ(荒木和博)
②中国経済の危機と日本企業の選択
  第二の「ヤオハン」にならないために(青木直人)

■登壇者:
  青木直人(ジャーナリスト)
  荒木和博(拓殖大学海外事情研究所教授・特定失踪者問題調査会代表)
  水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)

■日時:平成20年12月16日(火曜)
18:00〜20:00(受付開始17:30より)
■場所:横浜市青葉区公会堂
横浜市青葉区市ケ尾町31−4 TEL:045-978-2400
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/bunka/koukaidou.html
■入場料:無料
■主催:「チャンネル桜二千人委員会」横浜支部
お申し込み・お問い合わせは、下記までお願いいたします。
「日本文化チャンネル桜二千人委員会」事務局
( 月〜土 10:00 〜 18:30 )
TEL 03-6419-3900 / FAX 03-3407-2263
MAIL info@ch-sakura.jp




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特定失踪者問題調査会の活動、短波放送「しおかぜ」、バルーンプロジェクトへのカンパをお願いします。
【郵便局】
郵便振替口座 00160-9-583587
加入者名 特定失踪者問題調査会

【銀行】
三菱東京UFJ銀行 鷹の台支店 普通預金3810752
口座名義 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹

米国不信

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HPを管理してくれている山本さん(電脳補完録)から聞いたのですが、いまアマゾンで、私の「田中角栄と毛沢東」(講談社・廃刊)が定価1500円だったものが、7000円近い値段になっているとか。早速調べてみたところ、そのとおりでした。

なぜこんなに高くなっているのか。多分、米国と日本の関係にこれまでのように楽観的になれない日本人が増えているからではないでしょうか。
きっかけはブッシュ政権による北朝鮮テロ支援国家指定の解除とオバマ民主党新政権の誕生です。なかでもオバマ政権の国務長官にあのヒラリー・クリントンが就任するとなると、日本人の対米不信と警戒感は一層高まらざるをえない。それに米国経済危機が追いうちをかけます。
そうした読者の心理が、国際資源メジャーに対抗して、独自の資源外交を展開した田中角栄の政治と中国との関係に向かうのかもしれない。私はこの本の中で田原総一郎さんたちが唱えた「ロッキード事件国際謀略説」には与していません。ただだからといって、田中外交をホワイトハウスが嬉々として歓迎していたのかと言えば、それも間違いです。
それにしても関係者(その多くはすでに物故されています)から聞いた生々しい証言はいまも衝撃的です。
逮捕された田中が小菅の東京拘置所から釈放され、首都高速を目白の自宅に向かう車内の中で「くそー、アメリカにやられた!」と叫んだエピソードは事件の深層海流の深さを想像させずにはおきません。この件では最近興味深い新事実を当事者から確認しています。
いずれ読者の方々の応援があれば、どこかの出版社でリライト版を出せるかもしれません。

それとの関連で言うと、12月16日のチャンネル桜支援講演会の会場で、第一回目の講演「どこに行く「米中同盟」のDVDを発売することになりました。またPHP研究所から発売中の「中国に食い潰される日本」「敵国になり得る国米国」「北京五輪後に何かが起こる」の三冊も同時に販売します。いずれも桜へのカンパとなるものです。サインもさせていただきますので、ぜひお求めください。
次回の支援講演会は未定ですが、皆さんが関心あるのなら「田中角栄の資源外交とロッキード事件」をやりましょうか。生々しい話のオンパレードです。リクエストがあれば、桜二千人委員会までご連絡を。

田中角栄と毛沢東―日中外交暗闘の30年





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「二千人委員会」 チャンネル桜支援 講演会

【平成20年12月16日(火曜)】

今、日本のリスクを問う!
①拉致問題から見た日本の安全
  同胞を奪還しうる「日本」へ(荒木和博)
②中国経済の危機と日本企業の選択
  第二の「ヤオハン」にならないために(青木直人)

■登壇者:
  青木直人(ジャーナリスト)
  荒木和博(拓殖大学海外事情研究所教授・特定失踪者問題調査会代表)
  水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)

■日時:平成20年12月16日(火曜)
18:00〜20:00(受付開始17:30より)
■場所:横浜市青葉区公会堂
横浜市青葉区市ケ尾町31−4 TEL:045-978-2400
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/bunka/koukaidou.html
■入場料:無料
■主催:「チャンネル桜二千人委員会」横浜支部
お申し込み・お問い合わせは、下記までお願いいたします。
「日本文化チャンネル桜二千人委員会」事務局
( 月〜土 10:00 〜 18:30 )
TEL 03-6419-3900 / FAX 03-3407-2263
MAIL info@ch-sakura.jp




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特定失踪者問題調査会の活動、短波放送「しおかぜ」、バルーンプロジェクトへのカンパをお願いします。
【郵便局】
郵便振替口座 00160-9-583587
加入者名 特定失踪者問題調査会

【銀行】
三菱東京UFJ銀行 鷹の台支店 普通預金3810752
口座名義 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹

講演終了

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立川で行われた日本会議主催の講演を終えて帰ってきたばかりです。
現地には南武線を利用して、向かったのですが、沿線沿いに見える赤く熟した柿と真っ青な空の色のコントラストが心を和ませました。
会場には若い男女がたくさん参加され。熱心に耳を傾けていただき、感謝に耐えません。本当にありがとうございました。最近は講演のたびに若者の姿を見ることが増え、彼らの疑問や知的関心にちゃんとこたえていくことの重要性をひしひしと感じました。
従来の思考の枠組みだけであらゆることを解釈してみても、現実には裏切られるわけで、ここでもリアリズムの大事さを感じます。

講演を仕切っていただいた小林さんをはじめ日本会議東京都多摩地区協議会の皆さん、落ちついて、楽しい講演ができました。心よりお礼申し上げます。また受付をしていただいたお美しい熟女のおふたりには特別に感謝です。

二人の「青年たち」。いいセンスをしていますね。また飲みましょう。
Oさん、真面目で、真剣な生き方はいつか幸せを呼ぶはずです。わたしはこれまで不幸が幸せに変わりえることを何度も見てきました。あなたは幸せになれる人です。

講演の結論
いまや中国では何があっても不思議ではない
春節〔2月〕、帰省もできない民工の動向が注目である。いまや動乱の兆しは農村から
都市に移りつつある。最大の注目は失業率である。
飲み会の結論
日本の中国専門家には奥さんが中国人の方が少なくない。この事実を誰も言わない。






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「二千人委員会」 チャンネル桜支援 講演会

【平成20年12月16日(火曜)】

今、日本のリスクを問う!
①拉致問題から見た日本の安全
  同胞を奪還しうる「日本」へ(荒木和博)
②中国経済の危機と日本企業の選択
  第二の「ヤオハン」にならないために(青木直人)

■登壇者:
  青木直人(ジャーナリスト)
  荒木和博(拓殖大学海外事情研究所教授・特定失踪者問題調査会代表)
  水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)

■日時:平成20年12月16日(火曜)
18:00〜20:00(受付開始17:30より)
■場所:横浜市青葉区公会堂
横浜市青葉区市ケ尾町31−4 TEL:045-978-2400
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/bunka/koukaidou.html
■入場料:無料
■主催:「チャンネル桜二千人委員会」横浜支部
お申し込み・お問い合わせは、下記までお願いいたします。
「日本文化チャンネル桜二千人委員会」事務局
( 月〜土 10:00 〜 18:30 )
TEL 03-6419-3900 / FAX 03-3407-2263
MAIL info@ch-sakura.jp




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特定失踪者問題調査会の活動、短波放送「しおかぜ」、バルーンプロジェクトへのカンパをお願いします。
【郵便局】
郵便振替口座 00160-9-583587
加入者名 特定失踪者問題調査会

【銀行】
三菱東京UFJ銀行 鷹の台支店 普通預金3810752
口座名義 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹

ご報告

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①ブログの読者の方から「いつニューズレター〔以下NL〕を出すのですか」というお問い合わせが何通か届いています。現在、シンクタンクに提出する「中国経済の先行きと日本企業に対する影響」をレポート執筆しており、同時に次の単行本のゲラの最終チェックも控えているため、なかなか詳細をお伝えすることができません。
場合によればこのブログも来月まで継続することも考えています。

②いずれNLでも触れますが、河野洋平衆議院議長ら「チャイナロビイスト」の実態解明はこのなかでちゃんとやりたいと思います。ここ数日ネットでは国籍法案に対する批判が高まっていて、それはそれでいいのですが、「河野は売国奴だ」というだけの書き込みが目立ちすぎます。河野はなぜ売国奴なのか、どういう事実をもってそういいえるのか、そもそも河野は中国の手先で、「江之傭兵」だと非難されているが、彼と中国との具体的な関係はどうなっているのか。こうしたファクトを提示して、彼の政治家としての責任を問う書き込みは余りに少ない。
これではいつまでたっても「公衆便所」と揶揄されるだけでしょう。その責任の一端は私たちジャーナリストの怠惰にこそあるのです。
チャンネル桜で好評だった「中国ロビイストの研究」はNLでさらにシリーズ化したいと
考えています。

③随分以前から中国経済の危機は近いといい続けてきました。1年前からは「いまや事態は天安門事件前夜。なにがあってもおかしくない」とも言いました。
つい最近、オーストラリアの調査機関が「経済の失速で政治リスクが高まりつつある」と初めて警告を発しました。
「北京五輪後に何かがおこる」。これはPHP研究所から刊行した拙著のタイトルで、こうしたリスク予想はこの中にすでに書いた通りです。
いずれこれから最悪の事態が来る。20分の一の労働力に惹かれて中国に進出した日本企業が、いざ撤退となった段階で、現地の労働者の雇用問題をめぐって、「義和団的」事件が発生するでしょう。天安門事件では民主活動家に対して発砲が行われた。今回はどうか。
中国政府が銃口を向けるのは果たして労働者なのか、それとも外国企業なのか。

以前に比べて、講演で「どうしたらいいでしょうか」という相談が急増しています。
ある東証一部上場企業のトップからは「講演を聴いて実に参考になりました。当社の決断が間違いないことに自信を持ちました」と丁重なお手紙をいただきました。


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日本会議立川支部・講演会
演題:五輪後の中国情勢
講師:青木直人氏
(国際ジャーナリスト)

日時:平成20年11月22日(土)午後2時00分〜4時30分
会場:立川市女性総合センター・アイム5F、第3学習室
立川市曙町2−3−2 ℡ 042−528−6801   
共催:日本会議東京都多摩地区協議会   
資料代:500円   

田母神空将とブルーリボン

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これは特定失踪者問題調査会の荒木和博氏が主催している「戦略情報研究所」の情報誌「おほやけ」に掲載された記事です。
内容の重要性からもここに転載しておきます。

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朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」が18日、田母神俊雄・前航空幕僚長の論文に対して、初の論評を掲載している。中味は「日本政府が再発防止の気持ちをもっているのなら、各中学で歪曲された歴史教科書を用いて学ばせることを優先的に中止すべきだ」というもの。
北がこうした論評を掲載した場合、日本人はまたか、いつものことだ、と考えてしまい、その意図を深くは忖度しない。だがそれでいいのか。
文中にある「歪曲された歴史教科書」とは「従軍慰安婦」と「朝鮮人強制連行」が記載されていない最近の教材で、このふたつのテーマについて、それぞれ実証的に疑問符がつけられ、これまでの記述が訂正されたという経緯がある。

なぜ北は田母神氏の発言にかみつくのか。日本との正常化で手にする経済支援の金額をさらに上乗せしたいがためであり、日本が国際社会にアピールしようとしている日本人拉致問題を「相対化」したい狙いのためだ。
日本が拉致を人道問題として騒ぐのなら、我々は「日帝36年の歴史的犯罪性」を告発する。これを言いたいのである。
拉致という人権問題を封じ込めるために、北は日帝支配の犯罪性という歴史カードで対抗しようと懸命である。
そもそも抗日民族解放闘争こそ北朝鮮の金体制の正当性の根拠である。それだけに歪曲された歴史観だろうがなんだろうが、彼らは国連など国際機関を通じて、日本バッシングの歴史キャンペーンを繰り広げてゆくだろう。

労働新聞のこの記事の狙いもその一貫であり、日本の中学生の教科書に「日本政府が認めた」「従軍慰安婦」と「強制連行」の「歴史的事実」が明記されなければならないと主張するのである。
北は来るべき米朝「和解」と6者協議の場でも、日本の突きつける拉致問題には、居直りつつ、逆に日本人の「歴史的犯罪性」をアピールすることで、問題を棚上げしてくるはずだ。
注意すべきは参加国の韓国はいうまでもなく、中国も、ロシアも、そして米国もこの歴史認識を共有していることにある。北は歴史カードで日本を孤立させようとしている。
日本の国会もメディアも、労働党新聞の応援団として田母神バッシングに呼号しているだけなのだ。

米国でオバマ民主党政権が誕生した。すでに北はオバマ新大統領との直接頂上会談を提案している。民主党はクリントン元大統領の訪中以来、天安門事件の「人権」ではなく、それに代わって「日本軍国主義との戦い」を相互確認することで、中国指導部と和解した実績をもつ。当然、田母神氏的な歴史観には批判的である。
(これについては最近私がチャンネル桜支援の講演会で詳細に話している。投稿画像か
同社のS-TVを参考にしていただきたい。自画自賛するようだが非常に高い評価をいただいている)
この点に関して言えば、6者協議参加国のうち、日本以外の各国は皆、戦勝国であり、日本の「敵」であった。彼らが自らの「正義の歴史」を否定することなどありえない。
ブッシュ政権で北朝鮮「和解」を現場でしかけたヒル国務次官補は北の拉致をとがめる日本に対して、北朝鮮「侵略」を激しく批判したという。
拉致で孤立する北にとって、「歴史認識」は日本を逆に孤立化させ、日本からさらなる援助を手にするための最大のカードとなりつつある。

私は田母神氏の公表された論文の全てに賛同しているわけではない。だが彼が国会という「裁きの場」において、我らがブルーリボンを胸に、議員たちの不勉強で、予定調和な質問に対して、毅然として自己の信念を述べられたことに対しては深い敬意を表わしたい。
あのブルーリボンは不当に拉致された同胞を奪還することこそが我々自衛隊員の任務なのだと言う武人・田母神氏からのメッセージである。
そしてこれだけ入っておかねばならない。
田母神空将が批判した戦後の歴史観、なかでも村山談話と河野談話のうち、後者の河野洋平は田母神氏を糾弾した国会・衆議院の議長である。
彼はいまも現職の国会議員であり、三権の長・衆議院議長のポストにいる。東京裁判史観を微塵も疑うことのない「日本の良心」「本物のリベラル」河野は、二年前、日本の最有力中国経済ロビー「国貿促」の新会長に就任し、直ちに中国を訪問して、胡錦濤国家主席の前でこう語ったのである。
「国貿促会員企業の中国ビジネス参入にご配慮を」。うそではない。この発言は会見の翌日の人民日報1面に掲載されている。そればかりか、河野は帰国後、胡錦濤の依頼に答えて、
先進国にはどこにも無い「北京五輪を支援する国会議員の会」を立ち上げ、その会長に就任したのである。チベット弾圧など、どこの国の話か、と言わんばかりの露骨さである。

まだある。この男はいまも衆議院議長として、国家公務員としては最高額の給与を手にし、同時にまた、国貿捉会長として、同会からも膨大な謝礼を受け取っているのである。河野はすでに今季での引退を宣言している。当然そうなれば、退職金が支払われるだろう。その金額も一般庶民とは無縁の膨大な額になるはずである。
無責任な河野談話を公表し、北京の指導者たちに朝貢した彼の「売国的」な政治責任はこれまで一切問われることはなかった。こんな男が「日本の良心」とされたのだ。その倒錯の裏にあるのが田母神バッシングなのである。
私は田母神批判に狂奔する議員にも、マスコミにも言いたいことがある。
田母神俊雄と河野洋平。
一体日本の国益を売ったのはどちらなのか、真に退職金を返済すべきは誰なのか、と。

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日本会議立川支部・講演会
演題:五輪後の中国情勢
講師:青木直人氏
(国際ジャーナリスト)

日時:平成20年11月22日(土)午後2時00分〜4時30分
会場:立川市女性総合センター・アイム5F、第3学習室
立川市曙町2−3−2 ℡ 042−528−6801   
共催:日本会議東京都多摩地区協議会   
資料代:500円      

所用で帰省中です。本日は短めに。
本日の新聞各紙の報道を見て、本格的なニューズレターの発行を改めて再決意しました。
記事というのは、中国が歴史的な外交文書を公開、そのなかで北朝鮮の金日成主席が周恩来中国首相に「朝鮮半島における非核化を支持した」という64年10月の書簡のことです。

中国が外交文書を公開することは近年、特に意外なことではなくなりました。ですが、今回の外交文書の公開にはある「政治的意図」があり、そのことが今後の朝鮮半島と東アジアの政治的枠組みと大きく関係していることへの言及はほとんどありませんでした。
ポイントは中国側要人が周恩来であること、また時期が64年であることです。
この中国の文書公開の「政治的意図」が、わが国の田母神バッシング狂想曲と地下水脈で通じているといった知的想像力すらすでに大手メディアからは失われているようです。

手短に言えば、公開の意図は中国共産党と朝鮮労働党の伝統的な「友好」関係の実態を中国が本格的に暴露し始めたということであり、北京の視線はポスト金正日体制下の労働党の動向に注がれている。そしてその先にある中国共産党の深謀遠慮を北京発「グラスノスチ」から解読することがジャーナリストの歴史的な任務なのですが、もはやそれは無いものねだりにすぎないようです。

22日の立川の講演ではこの件について解説します。
必要なこと。
それは「点」を「線」に変えてゆくことです。
ニューズレターでは動画配信も考慮中です。

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日本会議立川支部・講演会
演題:五輪後の中国情勢
講師:青木直人氏
(国際ジャーナリスト)

日時:平成20年11月22日(土)午後2時00分〜4時30分
会場:立川市女性総合センター・アイム5F、第3学習室
立川市曙町2−3−2 ℡ 042−528−6801   
共催:日本会議東京都多摩地区協議会   
資料代:500円      

「征韓論」とリアリズム

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来年のことを言うと鬼が笑うそうですが、その来年の話です。
2月8日に新宿のロフトで第三回目のライブトークを行います。今回はこれまでの阿佐ヶ谷ロフトではありません。主催は前回同様、佐藤悟志さんです。
今回は待望の(?)アジア主義論をやろうか、と話し合っています。歴史をさかのぼれば、この2月の14日は西郷隆盛を擁して、私学校勢が鹿児島を出発した日にあたります。
「征韓論」と西南戦争の総括、宮崎トウ天兄弟の話、そして玄洋社にいたる日本の在野の東アジア認識を紹介し、これに現在の朝鮮半島情勢を重ね合わせた話ができればいいのですが・・。
西郷隆盛の「征韓論」は当時の朝鮮を巡る周辺大国のパワーゲームを背景にしないと、単なる侵略論とされがちです。ですが、彼の現状認識の中には韓国と共にロシアの南下を共同防衛していこうという志向性があり、訪韓によって、この初歩的な戦略論を李氏朝鮮政府と語りあおうとしていたというのが私の見解です。
日韓提携論は同志であった勝海舟と、後の「脱亜論」の筆者・福沢諭吉も共に共有していたものでした。ここにまでさかのぼって、これから始まる「北朝鮮処分」以後の朝鮮半島の位置づけを日本の立場で考えてみたいのです。当日はオバマ米国新政権の対アジア外交と胡錦濤から習近平体制に移行を始めた中国共産党と北朝鮮の関係についても触れます。

さて、征韓論=朝鮮侵略論と単純に決めつける日本の学界やメディアの小児病の特徴は常に歴史を日本と相手国の二カ国関係の範囲だけで論じることです。

国際関係の方程式はいつも複数であって、単純な二カ国方程式だけでは回答は得られない。ですが、そうした国際的な広がりを持たない一国主義的な感想が私の「田中角栄と毛沢東」を上梓した際にもありました。
日中正常化の最大のポイントは田中角栄と毛沢東の首脳会談にあります。そしてここでは
20年以上も日本の中国外交を呪縛している過去の「侵略」問題は全くテーマになっていないのです。毛が田中に伝えたのは過去の「日本軍国主義の侵略」の話ではなく、当時中国が直面していた今現在の「ソ連社会帝国主義」からの侵略の可能性だったのです。
毛は「田中先生、日本には4つの敵があります。まずソ連です」と語りかけています。その目的はなにか。一時は中国に対して、核攻撃まで決断したソ連の「野蛮で好戦的な侵略の意図」を挫くために、中国の伝統外交である「遠交近攻」策、つまり、日本、米国、欧州との関係改善を通じ、その広範な統一戦線で、ソ連からの対中国圧迫に反撃しようというものでした。

その中国が日本軍国主義を批判の遡上にあげてきたのはこの10年後、82年の教科書問題からにすぎない。それまでは対日歴史認識など問題になってはいなかったのです。当然靖国神社参拝も同様です。
ではなぜ82年なのか。この年当時のブレジネフソ連共産党書記長がタシケントで歴史的な対中和解提案を行い、中国は中国で、華国鋒ら文化大革命と対ソ対決論にたつ指導部が登小平・胡耀邦らソ連との融和勢力に変わったからにほかなりません。
ブレジネス発言に対して中国外務省が「(発言に)留意する」とこれまでとは違ったトーンの反応を示し始めたことこそにこそ「潮流の変化」を嗅ぎ取るべきだったのです。ソ連との和解こそ、日本軍国主義批判に重点がシフトした最大の理由です。

先の話に帰ると、この点でアホくさかったのは、毛の日中同盟論をさして、一部の「反共保守」の方々が「あの本は対日工作のために中国が青木に書かせた」という発言でした。
ナントお粗末な「保守」なのでしょうか。
中国嫌いの過剰なイデオロギーだけで、そもそも客観的な「分析」ができるのかどうか。
重層的な、そして複眼的な分析は皆無なのです。
中国がいかにソ連の軍事的攻撃を恐れていたのか。それが毛と林彪の対立にもつながっていた事実、さらに対ソ同盟を急ぐ毛によってニクソンや田中は招待されたこと、こうした中国を取り巻く緊迫した国際環境が彼らには全く見えていなかった。
この程度の中国認識は当時の「人民日報」を1週間読んだだけでも容易にわかるはずなのです。「悪辣なソ連社会帝国主義はわが国わが党わが人民の最大の敵」と連日書かれているではありませんか。ならばニクソン訪中も田中招請もそうした文脈から読み込むべきなのです。
こうした「単なる保守」〔私の造語です・笑い〕の視野窄小はいまも続いています。「ブッシュ大統領は横田さんと会見した。だから米国は日本を支持している」とか「イランの核を黙認できない米国は北の核も黙認しない」とか、この間、およそ、現実感を喪失した希望的観測だけが語られてきたのです。
「単なる保守」には日本と米国の動きしか視野にない。だが、6者協議を主催した中国。その中国と米国の関係はどうなっているのですか、と私は一貫して問てきたつもりですが、米国の北朝鮮テロ国家指定解除のその日までブッシュ幻想が彼らを呪縛し、多国間のシビアでリアルな現実の情勢が丸ごと理解されることはなかったのです。

長くなりました。明治6年の征韓論を朝鮮半島をめぐる各国のパワーゲームとしてではなく、単なる日本と韓国の二カ国間の「侵略と被侵略」の歴史観で語るだけのサヨクの単細胞ぶりを「単なる保守」は本当に笑えるのか。これでは汚いたとえで恐縮だが、目くそ鼻くそではないか。

保守はいまや保守すべき理念を巡り、分解を始め、さらに情勢分析の主観性で時代から取り残されようとしています。私たちが寄って立つべき日本再生の道は、徹底的にファクト、徹頭徹尾リアリズム。これ以外にありません。
このブログも後2週間のみ。最後まで手を抜かずに書かせていただきます。





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「二千人委員会」 チャンネル桜支援 講演会

【平成20年12月16日(火曜)】

今、日本のリスクを問う!
①拉致問題から見た日本の安全
  同胞を奪還しうる「日本」へ(荒木和博)
②中国経済の危機と日本企業の選択
  第二の「ヤオハン」にならないために(青木直人)

■登壇者:
  青木直人(ジャーナリスト)
  荒木和博(拓殖大学海外事情研究所教授・特定失踪者問題調査会代表)
  水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)

■日時:平成20年12月16日(火曜)
18:00〜20:00(受付開始17:30より)
■場所:横浜市青葉区公会堂
横浜市青葉区市ケ尾町31−4 TEL:045-978-2400
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/bunka/koukaidou.html
■入場料:無料
■主催:「チャンネル桜二千人委員会」横浜支部
お申し込み・お問い合わせは、下記までお願いいたします。
「日本文化チャンネル桜二千人委員会」事務局
( 月〜土 10:00 〜 18:30 )
TEL 03-6419-3900 / FAX 03-3407-2263
MAIL info@ch-sakura.jp




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特定失踪者問題調査会の活動、短波放送「しおかぜ」、バルーンプロジェクトへのカンパをお願いします。
【郵便局】
郵便振替口座 00160-9-583587
加入者名 特定失踪者問題調査会

【銀行】
三菱東京UFJ銀行 鷹の台支店 普通預金3810752
口座名義 特定失踪者問題調査会専務理事 真鍋貞樹

筑紫哲也と田母神空将

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連日、「2ちゃんねる」で筑紫哲也氏が叩かれている。彼の訃報が伝えられてから、ずっとこうだ。だが奇妙なことに、大手メディアはこれとは逆に『日本の良心』『日本最大のジャーナリスト』〔立花隆氏〕と彼を持ち上げるに余念がない。そればかりか、ネットの筑紫バッシングに意識的に触れようともせず、ひたすらシカトを続けるだけなのである。不自然なまでの沈黙ぶりは異様である。

私は過剰なまでの人格攻撃は好きではない。だが、したり顔で、ネット世論に眉をひそめて、たしなめてみせるだけのメディア人たちは、ネット上にあげられた筑紫哲也氏の非常識で、露骨な党派性に満ちた発言の数々には口をつぐむだけで、触れようとはしない。
その姿勢は本日国会で証言した田母神前空将に対する国会の対応とそっくりである。タブーを論じようとはしないのである。

たとえば、筑紫氏を「日本最大のジャーナリスト」と褒め称える立花隆氏。あなたは筑紫氏が言った、中国共産党のチベット併呑は『自治拡大運動』である、或いは日本は『公式文書の中で中国に謝罪をしていない』。この発言をどう考えるのか。
誰が見ても中国政府に迎合しだだけの暴論であり、それこそ私は異論反論オブジェクションである。この問いに沈黙した筑紫擁護は単なる馴れ合いの言説にすぎない。

筑紫氏が、テレビの世界で虚名を手にしてきた時代。それは、日本政府を叩き、中国を褒め称えることがなにか友好の証であるかのように人々が錯覚していた時代でもある。事実無根であろうがなかろうが、中国韓国からの批判に対して、謝ってさえおけば、誰もが「良心的日本人」になれた時代。
その最大のカリカチュアが無責任な河野談話であり、村山談話だった。
この筑紫哲也的なるものは今も健在である。それは田母神自衛隊前空将の解任と国会での事実上の「言論封殺」でもあきらかである。戦後の病的言論空間はいまだに健在なのだ。
だが、「良心的日本人」なるもののいかがわしさにメディアはメスをいれない。
河野は、村山は本当に「良心的な日本人」だったのか。冗談ではない。河野は日本の有力な対中ビジネスロビー「国貿促」の会長として、衆議院議長のいまも高額な謝礼を手にしている。村山は一夜にして、それまでひたすら反対だけを繰り返してきた自衛隊と日米安保を認めた変節漢そのものである。そして筑紫氏もまた日本バッシングで、ごく一般的なジャーナリストには一生無縁な膨大な資産を築いた人物である。
それだけではない。彼がスポットを浴びるテレビ局のその現場には、流行の言葉で言えば、「蟹工船」そのままの3K状態のなか、懸命に働く下請けテレビマンたちがいたのである。だが億単位の出演料を手にし、「リベラル」が売りものの、この人物の口から自らが寄ってたつ労働現場の労働者たちへの同情の声はなかった。そればかりか、逆に、「蟹工船」のテレビマンとは一生無縁の「スローライフ」をサラ金のオーナーたちと嬉しそうに語り合うだけなのである。この事実を前にして、筑紫氏の「リベラリズム」などチャンチャラおかしいと言わなければならない。彼は所詮、世渡り上手で、時代に迎合しただけの営業「サヨク」だったのではないのか。
私は生前の筑紫氏を誉めそやす「識者」たちの声ではなく、ほかならぬ最低の現場環境のなかで、「スター」筑紫哲也のために番組を作成し続けた彼らの筑紫評価こそを聞きたいと思う。

贖罪はカネになる。中国利権に寄生した河野洋平。同和差別を同和利権にかえた野中広務。彼は北朝鮮支援でもキックバックが噂さされた政治家である。
これが朝日新聞や筑紫哲也氏が特筆大書して褒めちぎったリベラリストにして「日本の良心」的政治家たちの裏の顔である。

贖罪利権の存在に気付いて、いま北朝鮮の植民地支配に謝罪せよ、正常化せよと拉致問題を切り捨てて叫ぶ政治家たちが登場している。あの加藤紘一と山崎拓である。
筑紫氏はまともな検証を欠いた『歴史観』と「贖罪」を広報した『ジャーナリスト』であった。それをお仲間のマスコミ人はここに至っても沈黙するだけで、批判ひとつ、疑問ひとつしようとはしない。
ネットからの非難に沈黙するだけの筑紫哲也擁護論は欺瞞である。ネット世論が怒るもの。それはメディア界にはびこる露骨な言論の談合体質なのである。筑紫賞賛と田母神バッシングはメダルの表裏である。それは戦後「言論」と言う名の呪縛である。

私は若きテレビマンたちの努力によって「ニュース23」が真のジャーナリリズムとして、よみがえることを心より期待するものである。

『しおかぜ』支援のお願い

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すでにご存知だと思いますが、特定失踪者問題調査会が財政的危機にあり、北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」もこのままなら中止のやむなきにいたりそうな雲行きです。年内はなんとか維持できそうですが、それ以後となると以前不透明なのが現状です。
そうした最悪の事態を避けるためにもカンパが不可欠です。

実は、ちょうど近々に、「まぐまぐ」で有料のニューズレターの配信を始めようか、と考えていたところで、このことはいずれまたご報告させていただきますが、急遽、このニューズレターの収益のなかから、毎月一定額を調査会にカンパさせていただくことにしました。


「しおかぜ」といい、チャンネル桜といい、同志たちの財政的危機が続いています。それだけに、この際、私が応援できることはなんでもやりたいと思います。
桜の水島社長には『大阪など西日本でも桜支援の講演会をやれるのなら、駆けつけます』と伝えてあります。(各地の「二千人委員会」の方も遠慮なく声をおかけください)。

その桜講演会ですが、荒木和博調査会代表は支援講演の講演料だけではなく、番組出演料も、桜のカンパにと、辞退しています。私などは所詮組織を抱えているわけでもない気楽な一フリーランスにすぎませんが、彼はそうではありません。特定失踪者問題調査会と言ういまや事実上、拉致被害者救援運動の中心組織の代表として、組織運営に関する全責任を肩に背負い、今回は財政的な問題まで頭を悩まさねばならない立場にあります。
その重さは私などとは桁違いです。
桜からの出演料といえども、これまで彼個人の懐に入っていたわけではありません。それは貴重な「しおかぜ」の運営資金にと回されていたのです。
調査会と「しおかぜ」は敵陣に最も深く切り込んで行ったがゆえに、財政的な困難に直面しています。真剣に戦ったがゆえの財政的危機なのです。
その一方で、やれアメリカに、北京にと、まるで観光ツアーのように、緊急性の感じられない国際的な『救援活動』だけは熱心にやるものの、その全てに成果を出せず、それでいて総括ひとつしない自称『救援団体』が存在しています。彼らの『活動』は政治家を集めては、集会をやることだけで、これで拉致された日本人が帰ってくるのなら、毎日でもやればいいのです。看板も『中山恭子さんを支援する会』に書きかえることを勧めます。
このブログを見ておられる方々も、貴重なカンパはどちらにすればいいのか、どちらが金正日独裁政権に対して、真剣に、本気で戦いを挑んでいるのかを、誰にでもわかる常識で判断していただきたいと思います。

追伸
村尾建兒さん、お父様の訃報お聞きしました。
『兄弟仁義』、『昭和残侠伝』『網走番外地』などの脚本をお書きになったあの村尾昭さんですね。邦画好きの私ですが、東映では村尾さんと笠原和夫さん、二人の大ファンでした。
中学、高校時代、山陰の小さな町の、これまた小さな映画館に、お父さんが脚本を書かれた仁侠映画を見たくて、毎週毎週、母にこずかいをねだっては、通いつめておりました。ふりかえれば、10代の思春期、スクリーンに映し出される映像をつうじて己の人生観を築いたような気がしています。
村尾昭さんの代表作である高倉健主演の『昭和残侠伝 破れ傘』のポスター、実家にいまもあります。一ファンとして告別式には弔電を打たせていただきます。哀悼!


「勝手にしおかぜ支援」のブログが出来ました。
こちらもご参照ください。
http://siokaze.trycomp.net/





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「二千人委員会」 チャンネル桜支援 講演会

【平成20年12月16日(火曜)】

今、日本のリスクを問う!
①拉致問題から見た日本の安全
  同胞を奪還しうる「日本」へ(荒木和博)
②中国経済の危機と日本企業の選択
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筑紫哲也と竹内好

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60年安保反対運動の代表的知識人・中国文学者竹内好は安保強行採決の二日後、都立大学の教授の職を辞した。岸内閣への抗議と、内閣を批判する以上、国の録を食むことはできないという理由からだった。
72年日本と中国は国交を回復した。その年、同人誌『中国』を主催していた竹内は同誌の廃刊を決意する。それは国交正常化により、これからの中国研究は『体制に奉仕するものになる』との認識によるものであった。
竹内死して、すでに30年。いまや、ちまたには政府を批判する大学公務員はごろごろとあふれかえっている。彼らの口から出てくるのは時流に迎合するだけのワンパターンな政府攻撃と計算高い自己保身だけである。
それは学者に限らない。記者クラブに安住し、高給に胡坐をかき、既成の、それも仲間内にだけ通じる党派的な言説を振りまいてきた『ジャーナリスト』も同様である。
本日、訃報が伝えられた筑紫哲也氏もそういう「言論人」のひとりだった。彼の死は新聞記者に代表的な無責任な「戦後言論」が終焉したことの象徴のように思える。
私は過去彼を批判の遡上にのせたことがある。『筑紫哲也「妄言」の研究』(宝島REAL)のなかの『筑紫哲也『中国報道』の無知蒙昧』がそれである。〔このムックに対する筑紫氏サイドからの陰湿ないやがらせはここでは書かない〕

文中で、私が指摘したかったのは、彼らの世代に特有な中国朝鮮に対する露骨な党派性だった。2000年10月、筑紫氏は来日した朱容基中国首相をスタジオに招き、インタビューを行っている。
その際のことである。彼は朱首相の発言、つまり『日本はこれまで全ての正式な文書の中で、中国に謝罪したことはない』に対して、直ちに相槌を打ちながら、「そうですね。そればかりか日本は賠償金も払っていない」と応じたのである。
冗談ではない。ウソをつくな。日本政府はこれまで中国に対して、くどいほど『正式な文書のなかで』謝罪を繰り返している。
72年の「日中共同声明」、98年の「日中共同宣言」がそれである。文書と言う形ではないものの、談話と言う形で、村山首相の「村山談話」と、謝罪の数はそれこそ枚挙にいとまがないほどである。
馬鹿馬鹿しいのは、そもそも上に上げた「共同声明」も「共同宣言」も共に、署名しているのが、ほかならぬ中華人民共和国の周恩来中国首相であり、江沢民国家主席だったという事実である。つまり、朱発言は、中国政府を代表して最高首脳が直接、署名し、日本政府との間で相互に確認しあった公文書の内容を否定したということなのだ。異様な話ではないのか。日本バッシングのためならなんでもあり、ということなのだろう。

ここで、筑紫氏が仮にも「ジャーナリスト」を名乗りたいのであれば、「いや、日本は公式に何回も謝罪していますよ。賠償金を払っていないのも、周恩来首相が『永遠の友好のために』と言って放棄すると決断されたからです。朱首相にも、もうすこし「正しい歴史認識」をもっていただきたい。また、日本は賠償金代わりの中国向けODAをもう20年間も続けています。日本が最大の援助国で、すでに総額5兆円(来日当時合計)。中国の公的援助の三分の二に相当する金額です。条件も日本が一番いい。中国の領土を世界一奪ったロシアも、アヘン戦争を仕掛けた英国もこんな支援はしていません』と即座に反論すべきだったのである。
馴れ合いの欺瞞的な「友好」劇ではなく、こうした事実こそ、筑紫氏は語らなければならなかった。この歴史的事実こそが、あまり使いたくない言葉だが、「永遠の日中友好』の大前提になるべき事項だからである。

だが、現実にはこうした事実は一切言及されることなく、筑紫氏はひたすら中国要人の言葉にうなづきながら、迎合するだけだったのである。

私はいまネットで口汚いまでに筑紫氏を罵っている人たちに賛同しない。それは死者を送るにふさわしいマナーではなかろう。だが彼の死を『日本を代表するジャーナリストの死』として語る言説だけは首肯できない。
少なくても朱へのインタビューにおいて、彼は事実に立脚すべきジャーナリストではなく、過剰なまでの贖罪史観に囚われ、事実にすら目を向けようとしなかったサヨク『評論家』でしかなかったからだ。これで「日本を代表」されたのではたまらない。だがこうした彼の何が何でも中国に迎合しようとする病的な姿勢がある時期、一部のメディアを中心に、ひたすら『良心的日本人』と持ちはやされてきたことも事実だった。それは今も続いている。
筑紫氏がオウム事件の際『TBSは死んだ』と発言したこともよく知られている。が、彼はだからといって、ニュース23を降板することはなかったし、年間数億円という契約料も手にし続けた。贖罪は彼に『名誉』と膨大な冨をもたらしたのである。

冒頭に紹介した竹内好は公立大学の教授の職を去った。『政府を批判したなら税金から給料をいただくわけにはいかない』と。その竹内は日本の『侵略』についてこう語る。
『そもそも具体的状況において,侵略と連帯を区別できうるのか。それが大問題である』。
竹内は戦後の日本を覆い尽くした戦前の暗黒侵略史観に対して、ぎりぎりのところで、日本人の正当性を主張しようとした左翼思想家であった。彼は時流に迎合することを拒否し、虚名とは無縁な、誠実で清貧な、愛国者として没した。彼の生命を奪ったのは筑紫氏と同様、肺がんである。
私は良質な左翼と巷に徘徊するサヨクを峻別しなければならないと思っている。


お疲れ様でした

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昨日は代々木区民会館で開かれた『第一回チャンネル桜支援講演会』で講師としてお話させていただきました。定員80名、しかも公的施設ということで、参加者の人員制限も厳しく、30名以上(?)の方が参加できなかったようです。残念であり、かつまた申し訳ない思いです。
このイベントは桜支援『二千人委員会』新宿支部の方々に会場の確保など講演に関するもろもろの雑務を担当していただきました。またボランティアの人たちも駆けつけていただき、そういう方たちのお骨折りのお陰で、ぎっしり埋まった会場で、リラックスして、お話をさせていただくことが出来ました。ありがとうございます。心より御礼を申し上げます。また水島総社長にも巧みな司会役とコーディネートを担当していただき、感謝に耐えません。
さて、そのテーマは米中『同盟』はどこに行く・一蓮托生の米中経済危機
でした。
結論から言えば、一部にある中国の米国離れ、米国債の売却論等々は的外れです。政策の微調整はあるはずですが、中国の対米外交は鄧小平の遺言通り、『協調』が主軸であり、米国との関係は単なるカネの問題だけではないのです。経済決定論だけで米中関係を見てはならないと思います。いずれにしても当日の内容は近々に桜で放送するようですので、そちらを参考にしてください。

二次会では水島さんや『町工場の親方』さんたちとも話しあったのですが、現在、中国経済の底割れが本格化しつつあり、それに伴って、日本など海外企業の撤退や事業縮小などの動きが出てきます(対前年度比で投資を増やしている国地域はひとつもありません)。
そうした事態を踏まえて、今後、桜で、中国経済や進出企業の動向や内幕をレポートする番組をしてはどうか、という話になりました。
というのも、地上波や新聞は過剰なまでに広告主である大企業に配慮して、彼らが嫌う個別ビジネスの実態を報道することに臆病だからです。
この報道マンの怠惰が普遍化されるべき「ヤオハン」倒産の真の理由や森ビルの上海プロジェクトである「世界金融センタービル」の抱えてきた構図的問題を国民の目から封印してきたのです。
こうして日本の多くの企業は具体的なチャイナリスクの現実を知らされることも、知るすべもないまま、「発展し躍進する中国」へと殺到していったのです。なんとおぞましい光景ではありませんか。

随分以前、SMAPの稲垣五郎氏が全日空のコマーシャルのなかで、上海浦東地域に乱立する高層ビル群を背景にして『中国、すごいぜ』と発言する内容のものがありました。
アイドルの言説に文句をいうつもりはありませんが、確かに『すごい』と言えば『中国はすごい』。
なぜならあの地域は年間平均2,3センチも地盤沈下している場所(最大は5-6センチ)であること、そのため上海市当局は今後大規模なビルの建設を基本的に制限することを明らかにしていること、さらには早くも、60年代に大量の建設ブームのせいで、地盤陥落が進行し、当局による大規模な建設制限が過去、行われていたという歴史的事実です。
それなのに90年代に入り、開放ラッシュが始まり、しかも鄧小平が上海開発を急げと命令したものですから、あれほどの高層ビル建設ラッシュが始まったと言う経過があるのです。上海の懲りない面々。たしかに『中国はすごいぜ』。
繰り返しますが、こうした中国報道を大手メディアがこれからやれるかどうか。その可能性は限りなく小さい。不景気で広告料が激減している現実を見ても、スポンサーの顔色を見て、そうした報道には躊躇する方向に向かうはずです。
逆に、このテーマは広告主のない、小さなメディアである桜がやれる分野でもあります。放送後は、番組で流した内容に、新たにインサイド情報を加えてDVDにしてもいい。タダで見れるネット環境を考慮して、新たに付加価値を加えて、直接販売してもいいかな、などと話し合いました。
ただ、いずれにしてもそうなれば、フランクな話、私が引き受けるしかないのが現実で、それだけにすぐに、という訳にも行きそうもありません。桜の掲げる『独立不羈』の方針は出演者にも覚悟を要求しています。『言論の自由』にはお金も覚悟も必要なのです。(「いちのへ」さん、掲示板でのご提言ありがとうございました)
中国本土ではすでに新規スタッフの不採用を決定している日本企業も出始めています。

12月16日(火)に開催される『桜支援講演会』のタイトルとテーマが決まりました。
奮ってご参加ください。特定失踪者問題調査会の代表荒木和博(拓殖大学教授)氏とふたりでお話させていただきます。

いま、日本のリスクを問う!

拉致問題から見た日本の安全(荒木和博)
~同胞を奪還しえる日本へ

中国経済の危機と日本企業の選択(青木直人)
~第二の「ヤオハン」にならないために
コーディネーター 水島聡チャンネル桜代表 
18・00-20・00
開演17・30~
場所 横浜青葉区公会堂(田園都市線 市ヶ尾駅下車)
入場料 無料
主催 『チャンネル桜二千人委員会』横浜支部






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