忙中暇あり
勝手気ままにいつでも書くことのできるブログと違って、仕事として書かせていただいている原稿には締め切りがあり、またゲラの確認という作業も付随する。
今週は毎日締め切りで、約束した動画配信もまだ出来ていない。申し訳ないです。
仕事の合間に新聞や雑誌に目を通していますが、相も変わらず中国の動向に対して能天気な「分析」が目立ちます。本当に日本は大丈夫かよ、と思わずにはいられません。
さて、原稿に集中しているときでも、ニュースは入ってきます。
まず金正日の会見報道です。王家瑞中国共産党中央連絡部部長と彼が会った事実が大々的に報道されています。この件については別の機会にまとめて論じます。こうした話をブログで書き始めると、ニューズレターがいつまでたってもスタートしません(笑い)
ただ、依然として、今回も公開されたのは、写真だけで動画は配信されていません。また新華社が配信した写真のうち、すでに削除されたものがあり、同時に金と王が会談同行者と撮影した記念写真では金総書記の足だけが浮かんで写っています。
緊急経済支援と引き換えに、中国側の配信を許可したものの、最高首脳の健康に関わる事項だけに北朝鮮のナーバスな検閲ぶりがうかがえます。
会談はオバマ政権誕生にあわせた中朝連携の「演出」です。胡錦濤総書記に訪中要請に「金が笑顔で快諾した」というのはいつものリップサービス。私たちが手紙を書く際に「前略」と始めるように、単なる慣用句にすぎません。訪中も可能なほど健康であるとのパフォーマンスです。
産経新聞の報道では、中国の遺棄化学兵器修理作業が中断されたとか。当然です。「終わりのない援助」でも指摘していますが、ODAを中心にした援助には政治が不在なのです。官僚の匙かげんでいかようにも処理されてきたのです。
小泉首相の対中ODA(円借款)中止は政治の決断でしたが、援助それ自体があたかも日本の国際的職務であり、崇高な理念であるかのような誤解がいまも氾濫しています。
遺棄化学兵器問題も河野洋平衆議院議長が外務大臣当時に、ろくな調査もせずに、全額処理を日本のカネでやるとしたプロジェクトでした。
だが、その媚中政治家である河野が衆議院議長の地位にありながら、同時に日本の有力対中経済ロビー「国貿捉」の会長として、胡錦濤や温家宝ら中国首脳と会見、会員企業の中国ビジネスの仲介をしている事実はまだまだ一般には知られていません。彼は今現在も同会の会長として膨大な謝礼を手にしている政治家なのですが、こういう人物が、「日本の良心」「真のリベラル」ともてはやされている現実はまるで漫画そのものです。
河野はこれまで問題の河野談話以外にこの遺棄化学兵器処理を日本人の血税でやると約束し、小泉首相の靖国神社参拝に噛み付き、世界でただ一カ国「北京五輪を支援する国会議員の会」を立ち上げ、会長に就任した人物です。
この中国への多大な貢献こそが、国貿捉会長就任とメダルの表裏なのです。
こういう銭ゲバの中国屋を日本の大手メディアは決して叩かない。それは露骨な党派性に満ちた報道であり、ジャーナリズムの自殺なのですが、それをやると、「善意の中国・謝罪もしない日本」という自らが作り上げた虚構を脅かすことになるがゆえに、彼らはこの欺瞞に口を閉ざすばかりです。商品にもなりえない「欠陥報道」が河野洋平を守っている。この構図が一変しない限り、欺瞞的な戦後体制は終わらないでしょう。
「暴落する米国!蠢動する中国北朝鮮!
新帝国主義時代の活路は新征韓論か?」
形式:トークライブ
日程:2009年02月08日(日)
場所:東京・新宿ロフトプラスワン http://www.loft-prj.co.jp/
時間:Open13:00 / Start13:30-end16:30
料金:¥1500(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com
【出演】 青木直人(ジャーナリスト)
佐藤悟志(司会)
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