「ニューズレター・チャイナ」
ブッシュ前政権の北朝鮮テロ支援国家指定解除と対北朝鮮融和姿勢のオバマ政権の誕生で、朝鮮半島情勢にも変化が現れ始めました。
国連開発計画(UNDP)の執行理事会が22日、一昨年から資金の不正流用を理由に、中断していた北朝鮮支援、なかでもエネルギー支援などを再開することを決定しました。
いずれはピョンヤンに連絡事務所開設も実現するでしょう。
UNDPと北朝鮮支援の関係は「終わらない対中援助」のなかでも触れています。関心のある方は手にとって見てください。
問題はこうした「北との対話」ムードがこれから本格的に醸成されてくるであろうということです。当然、そうした「世論」もつくられていくはずです。
ですが、こうした国際的動向にはたしてどこまで拉致問題の関係団体が自覚的であるのかどうか、ここが危惧されるところです。
救援団体が正確に情勢をつかみ、主導権を握っていないと、「拉致処分」などいつでもいかようにでも可能になるでしょう。昨年あれほど盛り上がった「フリーチベット」の叫びはもうほとんど聞こえてはきません。現実にチベットにおける弾圧はなにひとつ変わっていないのにもかかわらず、です。
いまのままなら国民の中にはフツフツとたぎるような拉致への怒りが存在していても、それを大きく一本にまとめえる戦略的な中心軸が不在のため、情勢によっては家族会を含め内部を個別分断されかねない危うさを感じざるをえないのです。
昨日金正日総書記と王家瑞中連部長の会見報道に触れましたが、中国と北朝鮮、北朝鮮と米国、そして米国と中国。この三国志のパワーゲームを読み取っていかないと、拉致問題も日本国内でこれほどの高まりがあるにもかかわらず、一気に国際社会から「話し合い」「正常化」の外堀を埋められかねないのが現状です。
私は今後このブログではこうした諸情勢に詳しく触れることはしません。その種の深い分析は有料のニューズレターに掲載します。本来ならそうした情勢分析は「救う会全国評議会」がなすべきことなのですが、充分な期待に答えているとは到底いえないのが実態です。
拉致問題の団体の関係者ですらない私(私は「特定失踪者問題調査会」のメンバーでもありません)ですが、これまで「北朝鮮処分」「拉致処分」「敵国になり得る国米国」で朝鮮半島をめぐる米中のパワーゲームを紹介し、今回の「終わらない対中援助」のなかで「日朝正常化」利権と具体的なプロジェクトに触れておきました。
なんとか視野狭窄な運動団体の分析を中国をもうひとりの主役にしたリアルなものにしていきたいというのが本音だったのですが、「パクりんぼ」でも書いたように、皆さんが同じことを言い始めているようなので、私は職業としてのジャーナリストに帰ります。
ボランティアは最低限にします。
今後の朝鮮半島における100年ぶりのパワーゲームには拉致問題とは別に、ひとりの時代の目撃者として重大な関心をもっています。
冒頭の「ニューズレター・チャイナ」はこれから発行する情報誌のタイトルです。以後、順次、購読料、発行回数、口座などをお知らせしていきます。
(このなかから一定額を「しおかぜ」にカンパします)
またこの件について要望などがあれば、新規にメールアドレスを立ち上げましたので、そちらにご連絡を。必要なら私からもご返事差し上げます。
また2月8日の新宿ロフトのライブで聞きたいテーマがあれば、これも知らせてください。
以上
「暴落する米国!蠢動する中国北朝鮮!
新帝国主義時代の活路は新征韓論か?」
形式:トークライブ
日程:2009年02月08日(日)
場所:東京・新宿ロフトプラスワン http://www.loft-prj.co.jp/
時間:Open13:00 / Start13:30-end16:30
料金:¥1500(飲食代別)※当日券のみ(予約不可)
主催:佐藤悟志/bluewolves.office@gmail.com
【出演】 青木直人(ジャーナリスト)
佐藤悟志(司会)
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