「路の会」
【お知らせ】2月26日にニューズレター・チャイナにお申込をいただきました三間様。確認と御礼を兼ねたメールをお送りしていますが、宛先不明で戻ってきてしまいます。ご面倒ですが、こちらをご覧下さい。
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西尾幹二さんが主催する「路の会」で講演。クリントン国務長官のアジア訪問と米中関係、それに日中関係の「覇者交代」について触れる。
時節柄、小沢民主党と胡錦濤〔中国〕の関係について質問が多い。
小沢の「反米的」姿勢の背景と「ロッキード事件」についても触れる。
私はこの関連で、現在、堤堯さんが「WILL」に連載中の「ロッキード事件とは何だったのか?」に注目している。
「ロッキード陰謀説」に対する反論として、米国の公文書を紹介して、謀略説を批判した本が出版されている。だが、仮に謀略はなかったとしても、田中外交が「アメリカのトラの尾」を踏まなかったことにはならない。
またこの筆者の書いたものには、私の著作からの引用にちかい記述があり、ここでも「パクりんぼ」が目につく。
彼は田原総一郎の謀略説を批判しているが、私の著書である「田中角栄と毛沢東」への反論は皆無である。
繰り返す。米国発の謀略がたとえ、なかったとしても、田中の対米自立的外交をキッシンジャーが歓迎した事実も同様に存在しないのである。
公文書好きのこの方は「米国は日本と中国の正常化に反対しなかった」と書いている。大嘘である。ほかならぬキッシンジャーが日中正常化実現を見て「ジャップ!」とののしった事実が公文書(!)に掲載されている。
米中「同盟」の総括という点からも田中角栄時代をもう一度見直す必要性を実感している。
それは近づいてきた「民主党の時代」のキーマン小沢一郎の米国観を解読するためにも不可欠なのではないか。
会場で、しばらくお会いしていなかった宮崎正弘さんや黄文雄さんらと雑談。初対面の石平さんと意気投合して盛り上がる。
西尾さんに、冒頭の講師紹介の際、『我々保守派が米国と中国が対決していると思っていたとき、青木さんは緻密な資料の収集と分析で、すでに米中「同盟」関係を論証していた』とおっしゃっていただいた。
彼と西部邁さんのお二人からは「敵国になり得る国米国」発売直後に丁重な「激励とお褒め」のお手紙をいただいた。これには大いに励まされた。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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