アントニオ猪木のコブラツイスト

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一昨日の「士気の集い」に参加された方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
また当日の講演の準備に関わり、講師としてお呼びいただいた千田昌寛治さんたち「士気の集い」の関係者の皆さん、呼んでいただき感謝しています。そしてお疲れ様でした。

二次会も大いに盛り上がり、興奮の水道橋でしたが、〔笑〕参加された方々となかなかゆっくりお話できず、それが心残りでした。申し訳ありません。

たくさんの方にご参加していただき、それはありがたいのですが、多少の問題点もあります。それは私の講演のなかにはいつもプロレスネタが入ることで、マニア以外の方には理解しがたいのではないのか、という反省であります。
とは言え、会場にはかならずこのネタに反応を、それも強く反応する方がいて、彼らの存在も無視することは出来ません。「皆様の青木直人」の悩みも深いのです。

人間の認識にはプロセスがある。
いきなり全てはわからないし、錯誤もあれば、誤解もある。日本人はリアルな国際情勢を、従来の硬直したイデオロギー的視点からだけ見てはならず、現実にあわせた正確な認識へと変換していかなければならない。こんな話をさせていただきました。

例にあげたのが、ストロングスタイルの新日本プロレスを「真剣勝負ではない」と切り捨てた前田日明(うちの近所です)のUWFも、所詮はプロレスの亜流でしかなかったというエピソードでした。田村潔がマイクで「高田さん、私と真剣勝負をしてください」と叫んだ瞬間、「ガチのU」の神話は崩壊していったのです。

やがてすべてのプロレスファンにとっての「カノッサの屈辱」「敗戦記念日」が訪れました。それが高田ヒクソン戦だったのです。秒殺されてリングに倒れる高田伸彦の姿に、プロレス最強幻想に酔いしれていた私たちに言葉もなく、トラウマは長く胸中に残ったままでした。
この日力道山以来の「プロレス」の時代にピリオドが打たれたのです。
繰り返します。正確な認識には過程があるのです。
アントニオ猪木の肉体の様式美とも言いえるコブラツイストに魅せられてから30年。
ドロップキックは効きません。延髄切りも効きません。ここまで公衆の面前でキッパリと断言できるようになるには、それほどの長い歳月が必要だったのです。


とはいえ、今後も講演でプロレスネタは使いたいと思います。
講演に参加された「同志」の皆さん、私たちの合言葉は「書泉の地下で!」。
これをご唱和願います。






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