鳩山失脚?
『米中同盟で使い捨てにされる日本』(徳間書店・1680円)を読んだ読者の方から好意的な感想が寄せられています。
「驚くような事実のオンパレード」「台湾、朝鮮だけではなく、チベットやウイグルの解放闘争を中国ばかりか、米国までが黙認しつつある背景が理解できました」などなど。
本書のなかで指摘した日本と米国、そして中国との関係はほぼあのままの姿で現実化するでしょう。関心のある方はぜひお手にとってください。
先日の総選挙の後、私はブログにこう書きました。
●(選挙の感想・8月31日)
「選挙に勝ったのは民主党ではない。自民党が決定的に負けたのである。自民党は今後混迷を続けていくだろう。
民主党のアキレス腱は鳩山総理の発言のブレである。対米関係は相当ギクシャクし、日米安保の実効性が問われる事態が続発する。
米中関係は日米関係を尻目に、さらに強化される方向に向かう。
政治家と官僚の不毛なだけの消耗戦が続く可能性がある。
民主党の最大の弱点は小沢の存在の大きさである。彼が不在となれば、一気に党内の求心力は失われるだろう」
では保守はどうなるのか。自民党お抱え文化人は今後さらにその影響力を失ってゆく。同時に新しい思想的パラダイムが要求されているのだが、そう簡単に答えは出てこない。
日本はこれから長き混迷の時期に入ってゆく。それはテロリズムすら含む政治不信の時代が到来するということなのだ。
●「(単なる保守)の視野狭窄は今も続いています。・・・(彼らには)日本と米国の動きしか視野にない。だが6者協議を主催した中国。その中国と米国との関係はどうなっているのか、と私は一貫して問うてきたつもりです。
・・・保守はいまや保守すべき理念を巡り、分解を始め、さらに情勢分析の主観性で時代から取り残されようとしています。
私たちが寄って立つべき日本再生の道は徹底的にファクト、徹頭徹尾リアリズム。これ以外にありません」
(『征韓論』とリアリズム・08年11月14日)
山口乙矢の時代。第二の幕末。
鳩山失脚はありうる。










