ちっちゃなころから ちさかった
菅直人新総理の持ち歌は「ギザギザハートの子守唄」だという。
「ちっちゃなころから悪がきで 15で不良を呼ばれたよ」
というあれである。これを
「ちっちゃなころから ちさかった」
とアレンジしたのが(?)吉本興業の池乃めだかであった。私は関西のコメディアンではこのめだかと亡くなった人生幸朗師匠が大好きで、彼が五木ひろしの「長崎から船に乗って」に「長崎から神戸に着いた」とあることに、噛み付いて、「わしは調べた。そんな航路はない!」とぼやいたときは大笑いであった。「調べた」というあたりが笑えるのである。
で、菅総理に話は戻る。ここ数日の彼の姿を映像で見るかぎり、発言が実に慎重である。言質を取られるのを極度に警戒しているのがわかる。それはこの内閣が所詮は追い詰められた民主党が緊急避難的に作り出した政権であることを十分に自覚しているからだ。政策の矛盾や整合性のなさはこの内閣においても続いてゆく。
菅はイラ菅と呼ばれるほど、切れやすい。他方、相手を論破せずにはいられないほど、攻撃的でもある。またその裏返しとして自己弁護と正当化も巧みである。このあたりは典型的な長州人であり、全共闘世代の代表のような人物である。だが、実はここが菅の最大の弱点なのである。彼は常に舌禍の可能性を抱えている政治家なのだ。
その菅だが、私は彼を評価しない。オンナと靖国が理由である。
過去、菅はある女性と不倫関係にあり、その事実を「週刊文春」にスクープされたことがある。この女性とホテルに行っていたという内容なのだが、菅は最後の最後までなにもなかったと否定を続けたのである。
さて、ここで質問である。皆さん、特に男性の方、どう思われますか。これ。
「ホテルに行ったがなにもなかった」(ははは)
「ホテルに行ったが何もしなかった」(大笑い)。
40を過ぎた男が記者の前でこう弁解したのである。この発言を信じられる方はこれからも民主党を支持しつづけてください。
私はこの女性に心から同情する。惚れた男とホテルに行った。それが暴露された。その瞬間、男は一転してなにもなかったとしらを切り続けたのである。
そればかりか、惚れた男の発言は「あの女とは赤の他人にすぎない」との言い訳に終始したのである。
私は思う。菅は命をかけてまで、惚れるに足りる男だったのだろうか。
かつて保守党に三木武吉という政治家がいた。彼には少なくない愛人がいた。
だが三木はそれを隠さなかった。演説中の野次にもこう答えた。
「女たちもみな年をとった。もうお座敷で声もかからない。だから俺が最後まで面倒を見る」。愛人という言葉に女性、特に若い女性は嫌悪感をもつかもしれない。だが私は三木武吉を人間として信頼できるような気がする。三木は非難の言葉に逃げなかった。そして「彼女たちへの責任は果たす」と言い切ったのである。
だが翻って、わが総理はどうだったのか。
「ホテルに行ったけど、なにもありませんでした」。これだけだった。
菅は三木武吉ではなかったのである。
まだある。菅総理は先ごろ訪米し、アーリントン墓地に献花した。私は驚愕した。戦争反対、靖国神社参拝は軍国主義の足音だと散々非難していた菅が米国の「靖国神社」には堂々と参拝していたからである。
アーリントン墓地には第二次大戦の犠牲者も眠っている。日本軍と戦い、広島長崎に原爆を投下した軍関係者もそこにはいる。言うならば敵国の軍人たちの英霊が集う場所なのである。
そこに菅は足を運び、敵国だった「米国の」軍人にだけは敬意を払ったのである。これが日本のリベラルを自称する政治家の姿である。
総理就任前後の発言でも、米国に対する配慮が目立つ。政権を維持するためにも米国との良好な関係は不可欠である。それがアーリントン墓地参拝の裏事情でもある。
だが、軍人でも米国人なら問題ないというのなら、マッカーサーが日本人を軍国主義から解放してくれたということなのか。生きていれば、人生幸朗は「責任者、出てこい」と激怒するだろう。だが、恐ろしいことに、ほかならぬこの菅が日本国の最高「責任者」なのである。
菅だけではない。リベラルを売り物にする偽者は山ほどいる。有名なところではあの松井やよりがそうである。天皇の戦争責任を糾弾し、日本軍国主義の悪行を死ぬまで告発したあの松井はなんと北朝鮮を訪問するたびに金日成の巨大な銅像に献花していた人物である。あの金日成に、である。あの北朝鮮の独裁者に対して、である。でいて、日本では天皇は許さないというのだから吉外である。こういう「贖罪バカ一代」を天まで持ち上げたのが朝日新聞なのである。
来るべき国会では野党は、上に書いた女性問題、それにアーリントン献花と靖国不参拝に整合性を問いただしてほしい。繰り返し、繰り返しやってほしい。
菅は間違いなく切れる。
映像はお茶の間に流れる。メディアが作り上げた「生まれかわった民主党」という虚像は、実態を持たないがゆえに、同じように印象操作によって崩壊する構造をもっている。
■■ 講演会開催のお知らせ ■■
【開催日】 平成22年6月27日(日)
【場所】 岡山コンベンションセンター 407会議室
〒700-0024 岡山市北区駅元町14番1号
Tel.086-214-1000 Fax.086-214-3600
http://www.mamakari.net/map/index.html
【時間】 開場 13:00
開演 14:00〜17:00
【料金】 NLC会員 1,000円
一般参加 1,500円
【お問合せ】 nlc_okayama@yahoo.co.jp
担当 守岡 吉春まで
※前回の中止でご迷惑をお掛けしました方々に招待券をお送りしました。
近日中に到着が無い方はお手数ですがご一報くださいませ。
NLC岡山 守岡 吉春
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