8月28日の講演について
動画にも当日の講演のお知らせをアップしたためか、参加申し込みの連絡が
寄せられていますが、今回は事前予約はいたしません。先着順とさせていただきます。
参加希望の方は当日直接会場にお越しください。
なお会場の収容人員は95名です。それ以上は入れませんので、ご容赦願います。また講演の後の懇親会も予定していません。
今回お話したいのは、田中角栄の時代とはどんな時代であったのかということです。ベトナム戦争の泥沼化とドルの凋落、そして対中接近と70年代の米国は大きな変化の中にいました。
そしてまた、毛沢東の中国は動乱の内戦・文化大革命を経て、第三世界を中心とした世界革命を呼号する林彪ら極左勢力を粛清することで、脱孤立化を求めていました。
つまり米国も中国もともに、朝鮮戦争以来の冷戦対決路線から新しい両国の枠組みを構築せんとして、ニクソンと周恩来という最高首脳の歴史的会談に踏み切ったのです。
そのとき、日本はどこにいたのか。対米協調外交とドル一極支配のなかで「平和と繁栄」に酔いしれていた日本政府は「いきなり天井が落ちてきた」(外務省高官)と、ニクソン訪中に驚愕したのです。
「日本有事」。このとき生まれたのが田中角栄内閣だったのです。
田中は米国の揺らぎを見て、独自に対米自立外交を追及しようとしました。
対中接近、アラブ支持、ソ連訪問、北朝鮮との和解。
その目的は何だったのか。そうした事実そのものもいまだに詳細に語られていない。また日中交渉も単なる「台湾きり捨て」の文脈だけで激しくバッシングされているのが現実です。果たして田中は「売国奴」だったのか?
それとも「愛国者」であったのか。
米国発金融危機はいまも欧州で、あるいは新興国でマグマのように沸騰を始めています。いまや、米国の覇権は揺らぎ、中国の台頭が始まり、先進国主導の国際秩序は過去のものとなろうとしています。
角栄視して17年。田中の時代と現代を論じたいと思います。
2010年8月21日
青木直人
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
青木直人講演会のお知らせ
第1回
「田中角栄とはなんであったのか」
8月28日(土)
18時〜20時30分
第2回
中国経済はどこに行く
〜日本企業を待ち受ける「危険な斜面」
10月23日(土)
18時〜20時30分
どちらも
会場 文京シビック3F第1第2会議室
参加費 3000円
※予約は受け付けておりません。入場は先着順となります。
会場案内
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
« 島根県益田市 | HOME | 講演に参加された方々へ»
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 8月28日の講演について
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://aoki.trycomp.com/mt/mt-tb-aoki.cgi/442





