講演に参加された方々へ

| | trackback(0)

昨日も東京は猛暑の一日でした。そんなうだるような日にわざわざ私の講演に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
会場に向かう途中、乗っていたタクシーが事故ってしまい、急いで地下鉄に乗り換えて、なんとかぎりぎりで会場に到着できました。ご迷惑をおかけしました。今年は講演がらみのトラブルに襲われっぱなしで、本格的な対策を考えるなければ、と反省しています。

さて、講演でお話したように、政権党民主党の分裂は必至です。参議院選挙大敗の後、内閣の閣僚から「これからは部分連合で」との声があがりましたが、それどころではなく、本格的な政界再編のうねりが始まったようです。
菅にしろ、小沢にしろ、もともと内ゲバ体質の政治家で、反対派に対する闘争意欲だけは実に強いという共通性をもっています。もうふたりの和解はありません。

流れは政界再編~大連合へ、ということです。排除されるのは「左」の社民党(ここは壊滅)、共産党(将来展望は見えない)、それに「右」の諸勢力です。
一部に言われる「真性保守」なるものも、実態は論者ひとりひとりの頭のなかにしか存在しないもので、到底まとまった政治勢力にはなりえないでしょう。

私が繰り返し指摘していることがあります。それは「保守のホープ」だった安倍信三氏がなぜ靖国神社に参拝できなかったのか。その背景にはなにがあったのか、ということです。連立政権のパートナー公明党の反対、スポンサーである経団連など財界の強い抗議の声、さらに日中対立を歓迎しない米国の思惑も否定できません。

こうした安倍氏を参拝させなかった内外の政治力学の実態を正しい認識し、そうした力学にどのように対抗してゆくのかを提示することもなく、「保守再生」とか「真性保守」とかの言葉だけに酔いしれるのは、あまりにも政治的誠実性を欠いたものではないのでしょうか。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」。川端康成はこう書きましたが、日本の政治はこれから「長いトンネル」の中に入ります。
私は安易に希望を語りたくはないのです。だからといって絶望も早すぎる。
必要なことは事実を直視し、その最悪のシナリオについての覚悟をもつことではないのでしょうか。

最後にもう一度。暑い中、本当にありがとうございました。
10月の講演でまたお会いできることを楽しみにしています。
また講演の準備に協力していただいた方々にもお礼を申し上げます。

追加
会場アンケートに協力していただきありがとうございます。
後日、御希望の方にはNLCの見本を送らせていただきます。

横浜から来てくれたAさん、「松屋」の牛どんネタに喜んでくれて、嬉しいです。
また来てください。今回は「松屋」と馳浩の「ノーザンライト」ネタを考えていたのですが、こちらは次回ということで(笑)


第2回 NLC東京講演会
中国経済はどこに行く
~日本企業を待ち受ける「危険な斜面」
10月23日(土)
18時~20時30分

会場 文京シビック3F第1第2会議室
参加費 3000円
※予約制ではありません。




« 8月28日の講演について | HOME | Vol.075を配信しました。»


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 講演に参加された方々へ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://aoki.trycomp.com/mt/mt-tb-aoki.cgi/443















・ニューズレター詳細・お申込
・配信が届かない場合
・登録アドレスの変更
・Paypal対応しました




Voice 発刊のお知らせ

Voice 金正日の動静報道

Blog内検索


アーカイブ

BOOK