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すでにお伝えしていた『人脈で読む中国の真実』がPDFになりました。

本の中身は1990年代に入り、米中両国の接近が本格化、先の大戦における『戦友』として歴史認識を共有することで、人権問題をパッシング、冷戦終了とともに世界一の市場となった中国大陸に米国ビッグビジネスが殺到する流れを指摘したもので、米中両国は日本の経済と政治大国化を手を携えて、けん制することを共通の外交目的にしていたのです。
こうした大きな流れの背後にキッシンジャーたちグローバル企業の利益を追求する「国際派」政治家がいたことも指摘しておきました。
日本は80年代までは田中角栄の日中正常化の政治的遺産があって、それなりに人脈もあり、情報も取れていたのですが、他方、中国は社会主義市場経済を党規約に明記してからは、対米人脈を積極的に開拓し、米国流の金融資本主義化を急速に追及し始めるのです。
『人脈で読む中国の真実』が発売されたのはほぼ10年前。
現状を見れば、ほぼこの通りの展開になっているはずです。

また本書との関係で言えば、『島耕作』シリーズのなかに、誰が見ても、本書からパクりんぼした箇所があります。作者の弘兼憲史さんは中国ビジネスについて、詳しい方ではありません。彼には版元の講談社から2人の編集者がついていて、そういう線からの「情報提供」なのでしょう。
いずれにしても、自著のなかで使用したのなら、ちゃんと引用文献は紹介すべきです。池上彰さんの場合は参考資料として、私の著作もあげています。
ネット時代にパクリは通用しません。

また『田中角栄と毛沢東』も同様に、PDF化を進めています。こちらは田中以後、真紀子や小沢一郎ら田中派の面々と中国との関係についても触れたいと思っています。いずれも絶版を単に復活させたものではなく、最新情報を盛り込んだリニューアル版だと考えください。
今後は講演会場での販売も考えています。(青木直人)


※ ダウンロード販売に関して準備中です。システムが整い次第お知らせいたします。
今しばらくお待ち下さい。(スタッフ)




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