日本の女たちのために論ぜよ!

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●従軍慰安婦問題が騒がしい。
問題提起したのは橋下大阪市長だが、いまや内外からオールバッシングという状況に追いつめられている。中国、韓国は良い、だが真の「敵」は米国であるというリアリズムと戦略性に欠けていたとはいえ、彼が言う「どこの国も同じではないか」という指摘は間違っていない。


●だが、政治家や政党、それにマスコミも馬鹿の一つ覚えのようにハシモト叩きに余念がない。

私にはかねてからある疑問が消えない。
それは朝鮮の娼婦は可哀想だと言いつつ、同じように戦場で春を売っていた日本の女たちのことにまともな言及がないことである。
なぜ政治家もマスコミも自国の女性たちが歩んだ悲しい過去には言及することもなく、朝鮮の女たちの運命だけに涙するのだろうか。これでは単に時流に迎合しているとしか映らない。


●アジアの土になっていった「サンダカン八番娼館」の娼婦たち、牛や馬よりも安く買われ、家族のために娼婦に身を落としていった女たち、そして混乱の満州・朝鮮でロシア人、中国人、朝鮮人に犯された日本女性ら。なぜ日本人である彼女たちには一片の同情の言葉すら投げかけられないのだろうか。彼女たちの存在はなかったかのように口にされることもない。


●日本の慰安婦たちは同胞たる日本人からも忘れられ、見捨てられているのが現実である。これでは単に日本を叩きたいだけ、政府を追い詰めたいだけの露骨な政治的利用である。その結果、日本人の血税は慰安婦基金のように、ひたすら外国の「悲劇的な娼婦」たちのためだけに使われていったのである。


●性の問題は本当に日本だけの問題なのか。
松本清張の「ゼロの焦点」を手に取ってほしい。
そこには小説とはいえ、立川の占領軍相手の「パンパン」たちの口にできない悲しい過去が描かれている。彼女たちの相手は米兵だぜ。米兵。
アメリカも「買ってる」じゃないの。


●まだある。「黒地の絵」はどうか。これは朝鮮戦争当時、九州小倉で脱走米兵が市民の家に入りこみ、女性たちを集団暴行した記録がベースになっている。小倉の松本清張記念館に行けば当時の小倉署の警察官たちの証言ビデオが流されている。


●米国だけではない。韓国も韓国だ。彼らはことのほか性的商行為に潔癖だと言い張る。だが、それほど慰安婦が国恥だというのなら鶯谷に視察団でも派遣して、現在の「娼館」について政府見解のひとつも出してみるがいい。まだある。日本政府が100億円の無償援助で立てた北京の「青年交流センター」。この内にあるカラオケ(売春専門)の一番の客は北京在住の韓国人たちだった。客に日本人は皆無、オール韓国人である。彼らは胸に手をあて、自らの下半身を見ながら、モノを言うべきだろう。

●中国も大笑いだ。いったいどの口が言えるのか。
中朝国境で脱北朝鮮人女性を「買っている」のはどこのどなたなのか。共産党幹部の愛人が100人もいても誰も驚かないのが中国の現実ではないのか。珠海の夜は台湾、香港人たちが押し寄せる売春街、ホステスからピンハネするのは地元共産党幹部たち。
嘘だとでもいうのだろうか。


●アラブとイスラエルは2000年にわたり自民族の正義の歴史を子孫たちに受け継いできた。
忘れやすいと言われがちな日本人のなかで、会津の人々は150年間、「我々は賊軍でも朝敵でもない」と誇りを込めて「敗者の歴史」を語り続けてきた。

負けた側にも子々孫々へと伝えるべき正義はある。
敗者の側が一方的に勝者の歴史観を受け入れる必要などありはしない。
勝者たちの歴史の偽造に抗議するのは当然である。たとえ軍事的に敗北しようとも、民族の心まで折れてはならないはずである。





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