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    <title>青木直人BLOG</title>
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    <updated>2008-09-05T18:35:05Z</updated>
    <subtitle>中国を中心に東アジアの政治経済問題を幅広く取材・分析
鳥瞰的な視点を踏まえつつ、虫瞰的に情勢を論じていきたい。</subtitle>
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    <title>日朝正常化論者たちの言い分</title>
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    <published>2008-09-05T18:34:25Z</published>
    <updated>2008-09-05T18:35:05Z</updated>

    <summary>チャンネル桜のキャスターの桜林美佐さんからのメールに「青木さんと菅沼光弘氏さんの...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>チャンネル桜のキャスターの桜林美佐さんからのメールに「青木さんと菅沼光弘氏さんの直接対決を見たいです！」とあったので、なんのことだろうと思って調べてみると、２日火曜日の桜プロジェクト「日朝正常化の是非を論じる」のゲストが菅沼氏で、彼が熱心に北朝鮮との正常化を論じているのを知りました。菅沼氏は最近「自由」という月刊誌で、一水会の木村三浩さんと、米中アジア支配に対抗して、日本は北朝鮮と正常化して、対抗せよ、とも語っており、元公安調査庁部長という強面の情報マンとは思えないほど北朝鮮寄りの発言を表面化させています。<br />
一水会は鈴木邦男顧問も最近訪朝し、これも北に取り込まれたのかどうか、熱心な対北和解の姿勢をあきらかにしています。<br />
菅沼氏の桜での発言や木村、鈴木両氏の言い分はおよそ一貫性がなく、つぎはぎだらけの印象をもちます。遠慮なく書けば、私が「敵国になり得る国米国」で指摘した内容のパクリ？のような発言が多く、これではどうしようもないな、というのが素直な感想です。<br />
またここで語られているいくつかの正常化のメリットについて触れておくと<br />
①中国を牽制するカードに北朝鮮を使う<br />
中朝両国間に深刻な対立があるのは事実。だが、中国の押さえに北を使うというのなら、北京とピョンヤンがあの中国とベトナムが中越戦争を始めたように決定的に亀裂を生じた段階で現実性が出てくるのであって、それ以前に、日本が焦って接近する必要はない。それでは北の伝統的な周辺各国との接近と分断策に乗せられるだけ。現状ではジャパンマネーを取り込むための方便にすぎません。釣りの好きな方は一発でわかるはずですが、北朝鮮は「カワハギ」なのです。餌だけをとって逃げる達人がこのサカナなのです。<br />
（私はこれまで北は「路上の巨大な大便」だといい続けてきました。これに「北朝鮮＝カワハギ」論も加えたいと思います）<br />
北朝鮮を対中カードにという戦略論は中国が膨張すれば日本以上に北にとって地政学的脅威が増す。その結果北の対中強硬姿勢が具体的になり、仮に、中国に対して、朝鮮人がゲリラ闘争まで始めた段階での話しなのです。先走りは禁物です。<br />
中国と北朝鮮というハブとマングースが戦いを始めるのかどうか。その確認なしに北に接近することはあまりに軽率です。日本の金を手にした「カワハギ」金正日は今度は平然と中国の側に寝返るでしょう。これが朝鮮の伝統的外交手法なのです。<br />
②レアメタルについて<br />
過去、在日企業が北朝鮮で金の採掘をはじめたことあります。ですが大失敗。人民軍や地方政府など各国家機関が我も我もとこのビジネスに寄生し、膨大な賄賂と事業資金の踏み倒しにあって、撤退を余儀なくされたことがあります。<br />
あの体制をそのままにして、まともなビジネスがなりたつものかどうか、１９７０年代輸出したプラント代金の踏み倒しにあった日本企業や中国の商務省にでも聞いてみてはどうでしょうか。ここ数年商務省が北朝鮮ビジネスに走る自国企業に対して、「賄賂の日常化」「交通通信インフラの不備」「代金の踏み倒しの多さ」などを理由に、慎重な投資を呼びかけている事実に謙虚に耳を傾けるべきでしょう。レアメタルと聞いて、鴨が葱をしょってのこのこと北朝鮮に行くような愚はさけるべきであります。</p>

<p>私はこの三者の方々の「熱い」「北朝鮮との正常化」の呼びかけを耳にするたびに、反米の裏返しとして封建的独裁政権にシンパシーを抱いてしまう日本言論人の「病」を実感します。こうした病理には右も左もないようです。<br />
同時にこうした「愛国者」の口からまともな拉致日本人奪還の声が出てこないことにも彼らの精神的荒廃を感じてなりません。益田にある北朝鮮工作員の上陸ポイントを「調査」したばかりだったので、余計にそう感じました。<br />
彼らが「愛国者」なら城山の西郷ドンは泣いているでしょう。真の愛国者、本物のアジア主義者なら宮崎トウ天に学ぶべく「金正日独裁体制打倒」というスローガンこそが叫ばれるべきではないのでしょうか。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>初秋の益田から</title>
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    <published>2008-09-02T16:35:14Z</published>
    <updated>2008-09-02T16:36:55Z</updated>

    <summary>ある読者の方からメールが届きました。「ブログ閉鎖と聞いて、落胆したが、いずれ再開...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>ある読者の方からメールが届きました。「ブログ閉鎖と聞いて、落胆したが、いずれ再開して動画配信やニューズレターも出すということなのでワクワクしています」とありました。<br />
ありがとうございます。励みにさせていただきます。</p>

<p></p>

<p><br />
①夏も終わったかと思えば、あわただしい出来事が続きます。<br />
北京五輪が終わり、中国政府の綱渡りの経済政策が本格化します。インフレ対策から<br />
成長路線への修正は二兎を追いながら、一兎も得ずという結果になりそうです。注目すべきはこうした経済政策の背後に共産党内の諸勢力の政治闘争が潜んでいることです。<br />
いまや共産党は１３億の国民全ての利益を代表しえる政党ではないのです。<br />
成長路線に政策が転換したのは党内のネオキャピタリスト集団の巻き返しによるものです。<br />
その一方、毛沢東派のリーダーだった華国鋒元主席が死去しました。私は彼が来日した際にすぐ近くで見ているのですが、彼の死亡を伝えるメディアのなかに清潔な作風を賞賛したものが少なくありません。党内でこれまで以上に左派バネが蠢動しつつあり、彼らは行き過ぎた市場化に大反対、さらに外資の跳梁跋扈にも強い反発を見せています。<br />
近著「北京五輪後に何かが起こる」の中で指摘しておいた義和団的社会風潮が華国鋒賞賛報道の背後に存在しています。<br />
この秋はいくつかの経営者相手の講演会で、中国経済の行方についてお話します。ただしいずれも会員制で、一般の方は入場できません。ごめんなさい。</p>

<p>②福田総理が退任しました。自民党の迷走が続きます。民主党も含め政界は溶解状態です。<br />
さかのぼれば、幕末、世襲制によって形成されたエリート集団たる幕府官僚たちの危機感のなさと現状が重なります。<br />
もう頭でっかちの「エリート」は入りません。必要なのは腹です。政治家の胆力こそが問われています。とはいえ、これからある程度の期間、なんでもありの政局が始まります。</p>

<p>③チャンネル桜のことが話題になっています。これからどういう事態になろうとも、このメディアが果たしたパイオニア精神は正当に評価されるべきです。私には桜の存在は「保守」、メディアというよりも、しっかり取材したファクトを充分な時間をかけて話すことのできる自由な媒体でありました。桜がなければ、「拉致処分」のからくりや日中友好利権の話、それに加藤紘一や河野洋平のチャイナロビイストの正体などを明らかにすることは困難でした。投稿動画を見ればよくもまあ、ここまであれこれ喋らせてくれたな、と改めて驚嘆する思いです。</p>

<p>④名前を聞けば誰でも知っている某政治団体で、東アジア情勢全般と日米関係について「講義」させていただきます。お聞きになる方はハイレベルな方々ばかりなので、気合をいれてレジュメを作成中です。<br />
</p>]]>
        
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    <title>アグネスチャン・「ひなげし」人脈</title>
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    <published>2008-08-28T09:53:50Z</published>
    <updated>2008-08-28T09:55:17Z</updated>

    <summary>前回のブログで動画配信のことを書いたところ、非常に好意的な反応がありました。確か...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>前回のブログで動画配信のことを書いたところ、非常に好意的な反応がありました。確かにコメントするだけなら、三脚で固定したビデオの前で話せばいいだけなので、楽ではあります。友人が「青木は喋りもいけるのだから、話すという方法論を多用したほうがいい」とお世辞を言うので、多少その気になり始めています。これならどこでも撮影できます。<br />
別の理由のひとつは先日の阿佐ヶ谷ロフトの講演会のライブが動画で流されていたことです。最初は困惑しましたが、書き込みを読めば皆さん熱心に聞いておられるし、「熱い」内容も少なくない。いかに既成のメディアが「知りたい」という市民の需要に答えていないのか、を実感させられました。これから中国の迷走、米国大統領選挙、朝鮮半島情勢などスリリングな展開が予想されます。熟考してみます。</p>

<p></p>

<p>それはそれとして、ブログとは別にかなり専門職の強いニューズレター形式の発信も考えています。これも前回のブログに書いたのですが、間違いなく今後、中国経済の迷走と社会不安は高まります。そうした情勢を踏まえた経済情報と東アジアの政治情勢を特定の会員だけにクローズした形でレポートしていこうか、と思っています。<br />
というのも政治家、財界人の方々と交流していると、表には出せないが、ショッキングな、９０％は事実であろうという情報があるのです。<br />
しかしことの性格上、なかなか裏取りはしにくい。そうした話も書いてゆきたい。<br />
大手メディアを叩くのはいい。しかし彼らの情報を凌駕しうるだけの内容がないと、なかなか力関係は変わらないでしょう。ニューズレターでは河野洋平やアグネスチャンら著名人の中国人脈も紹介していきます。アグネスは「曲者」ですよ（笑い）。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ブログ閉鎖について</title>
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    <published>2008-08-25T09:58:17Z</published>
    <updated>2008-08-25T09:59:28Z</updated>

    <summary>昨日のブログに「１１月で一旦閉鎖」と書いたため、メールや電話でかなりの数「ホント...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>昨日のブログに「１１月で一旦閉鎖」と書いたため、メールや電話でかなりの数「ホントに止めるのか」と問い合わせがありました。もうすこし正確に書けばよかったですね。申し訳ない。ブログの閉鎖はあくまで「一旦」です。永久的に中止するわけではありません。<br />
では今後どうするのか、この１年の総括めいたものをもとにしていずれ「報告させていただきます」というのがあの文章の真意でした。つまり１１月末で、現在のような形の情報発信は一旦中止するものの、その後はどういう形でリニューアルさせるのか、それについては技術的な相談もクリアしなければならないし、今の段階ではいつ再開するのかは決定していない、「熟考中」ということなのです。<br />
そもそもこのブログにしても電脳補完録の山本さんが１００％ボランティアで作成してくれているのが現実です。これまではともかく、そんな甘えたことがいつまでも許されるはずもありません。彼はＨＰの作成に関してはプロ。２年目も同様に、タダで協力してもらうというわけにはいきません。</p>

<p>また、このブログを熱心に見てくれている小学館の「ＳＡＰＩＯ」編集者の平田さんが英国留学中（いまは米国に移動）で、現地のネット事情など、有益なアドバイスをいただいています。<br />
彼によれば、ＨＰから映像を見れるようにしたらどうか、定期的に、あるいは大きな事件があった際に、青木さん流に情勢を分析した動画を見ることができれば、ブログと著作と連動して、総合的な情報発信が可能になるのでは、ということでした。この件も山本さんと相談したところ、技術的には家庭用のビデオで充分対応可能とのこと。それなら本気で考えてみようか、という心境になりつつあります。そうしたあれやこれやを含めて、すこし時間をいただきたい。</p>

<p>また一部で私がガンだとか、チャンネル桜との関係が悪化したとかの噂が流れていますが、いずれも事実無根です。後者についていえば水島社長らスタッフの方たちとの信頼関係に変化はありません。あくまで私個人の事情で出演が困難になっているというのが真相です。<br />
親しい編集者から電話で「青木さんはいま重症のガンなんですよ」と言われたときには、一体どこの青木さんが、と苦笑する思いでした。ネットの世界はなんでもありですね。<br />
</p>]]>
        
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    <title>お知らせ</title>
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    <published>2008-08-24T04:50:20Z</published>
    <updated>2008-08-24T05:00:50Z</updated>

    <summary>残暑が厳しく、夏バテがなかなか回復しません。とは言え、特に夏休みがあるわけもなく...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>残暑が厳しく、夏バテがなかなか回復しません。とは言え、特に夏休みがあるわけもなく、気合を入れてまた仕事に取り掛からなければなりません。締め切りが集中しています。<br />
さて、以前お伝えしたように、私のブログは今年の１１月でちょうど１年を迎えることになります。当初から「１年間は続けます」とお約束してきましたが、熟考の末、１１月一杯で一旦このブログは閉鎖します。詳細はまたこの場でご報告させていただきます。<br />
後、３ヶ月間お付き合いください。よろしくお願いします。</p>

<p>２３日に発売された「北京五輪後に何かが起こる」（ＰＨＰ研究所）の中で倒産した上海ヤオハンについて触れました。同社は中国投資を強く願う北京中央指導部の政治的思惑によって、開発中だった上海浦東新区の中でもトップクラスのロケーションに位置する場所を手に入れることに成功し、ここにアジア最大規模の百貨店を建設しました。ですが、この場所はもともとは、国有企業の労働者たちが住んでいたところで、当局の意向で強制的に住民を排除し、地上げされた場所だったのです。<br />
日本国民のまったく知らないこうした事実を当事者である上海の地元市民は忘れていませんでした。こうしたスタート段階の経緯から同社は市民の激しい怨嗟の的となり、その事業も税関や地元流通業者からもさまざまな形の嫌がらせと妨害に直面し続けていました。<br />
中国では今全国各地で、政府と住民の間で開発を大義名分にした地上げが最大の政治問題になっていますが、すでに１０年以上も前に、上海ヤオハンの進出に際して、同じような事態が起こっていたのです。<br />
和田会長は航空写真を机の上において、「ここがいい」と建設予定地にマル印をつけたと関係者は証言します。そしてこの和田ビジネスの顧問こそ、外務省チャイナスクールの一員であった橋本元中国大使でした。彼は天皇陛下訪中の仕掛け人にして、天安門事件による日本のＯＤＡ停止を解除させた外務官僚でもありました。</p>

<p>こうしたショッキングなヤオハンビジネスの実態も倒産後１０年目にして、今回私が活字にするまで一切表に出ることはありませんでした。メディア関係者も能天気に「ジャーナリスト宣言」などとマスターベーションに浸っているだけでいいのでしょうか。まず取材ありきです。これから中国経済の失速に伴い、こんな話はどんどん出てきます。大手の新聞テレビがそれをちゃんと報道するのかどうかは疑問ですが。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>義和団再来</title>
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    <published>2008-08-15T06:53:46Z</published>
    <updated>2008-08-15T07:01:35Z</updated>

    <summary>前回のブログを見た方は驚かれたことと思います。いきなり新刊の表紙がドーンと表れて...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>前回のブログを見た方は驚かれたことと思います。いきなり新刊の表紙がドーンと表れてきて、他に何も説明がなかったからです。これは私と山本さんの意思の疎通が図られなかったためで、本の解説文を彼に送る前に、本表紙の紹介が先に行われてしまったというわけなのです。申し訳ない。<br />
「北京五輪後に何かが起こる」というタイトルで伝えたかったのは、これから中国の社会的政治的な不安が高まるであろうという予感です。中でも今後注目なのは経済状態の悪化です。<br />
このままなら中国は悪質なスタグフレーションに直面することになるはずです。<br />
そうなると、日本との経済関係、投資関係に大きな影響が及ぶことは必至で、にもかかわらず進出した外国企業、なかでも日本企業はそうしたリスクを充分に自覚しているのかどうか。ここが危惧されるところであります。<br />
特にこの本の中で日本企業のサンプルとして取り上げたのは倒産したヤオハンと森ビルの対中ビジネスについてでした。詳しくは本書を読んでいただければわかりますが、日本のメディアはこの日本で最大規模の民間投資の蹉跌について全くといって良いほど取材も検証作業も放棄したままです。<br />
それでいて、安易に日中経済不可分論や経済互恵関係だけを強調するのは単なる能天気な宣伝に過ぎず、およそ批判精神を伴ったジャーナリストの仕事とは言えそうにありません。人脈の国中国の陥穽。それがなんであったのか、を熟読していただきたい。<br />
私はいま中国市場経済が生み出す社会矛盾の標的に外国企業が選ばれる可能性と予感をひしひしと感じています。</p>

<p>日本政府と北朝鮮政府の拉致協議が「進展」したようです。<br />
近いうちにレポートしますが、ここではひとつだけ。<br />
中山恭子さんへの一方的な思い入れは捨てた方がいい。彼女は政府機関の単なる歯車にすぎない。彼女の意思が福田首相のそれに優越することはないのです。<br />
福田はダメだが、中山さん頑張れ！コールを聞くたびに、ライスとヒルが悪いのであってブッシュ大統領はいい人だという「妄想」を思い起こします。だが今になって誰もが気づいたはずです。ライスもヒルもブッシュも結局は同じ穴の狢だったと。</p>

<p>頼むは怒れる国民の正義のみ。一官僚の「良心」にあらず。<br />
戦の一字あるのみ。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569702589/kaoru-22/ref=nosim/"><img alt="aokibook0808.jpg" src="http://aoki.trycomp.com/image/aokibook0808.jpg" width="230" height="333" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;"/></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>新刊「北京五輪後になにかがおこる」</title>
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    <published>2008-08-14T19:39:29Z</published>
    <updated>2008-08-15T05:10:58Z</updated>

    <summary> 「北京五輪後になにかがおこる 　　　　　　　　　　21世紀の義和団事件」 ハー...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569702589/kaoru-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">「北京五輪後になにかがおこる<br />
　　　　　　　　　　21世紀の義和団事件」</a></p>

<p>ハードカバー: 256ページ<br />
出版社: PHP研究所 (2008/8/23)<br />
ISBN-10: 4569702589<br />
ISBN-13: 978-4569702582<br />
発売日： 2008/8/23</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569702589/kaoru-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://aoki.trycomp.com/image/aokibook-thumb-400x579.jpg" width="400" height="579" alt="aokibook.jpg" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></p>]]>
        
    </content>
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    <title>この夏の推薦本</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://aoki.trycomp.com/2008/08/post-60.html" />
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    <published>2008-08-07T15:47:23Z</published>
    <updated>2008-08-07T15:53:35Z</updated>

    <summary>日中関係がちょうど100年前の日清日露戦役前夜の情勢に酷似してきたことが実感でき...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>日中関係がちょうど100年前の日清日露戦役前夜の情勢に酷似してきたことが実感できます。</p>

<p>東亜先覚志士紀伝（黒龍会・上中下三巻）原書房</p>

<p>そもそも国家の大事とはなんぞや。<br />
当時諸外国のわが国を遇するあたかも小児を遇するがごとく、殊に隣邦老大国の我に対する不遜軽侮の態度、憤激に耐えざるものあり。<br />
明治19年（1886年）8月、清国潜軍提督・丁汝昌、その軍艦鎮遠、定遠、威遠、済遠等の北洋艦隊を率いてわが国に来り、至る処、暴慢の状見るに忍びざるものあり。<br />
帰航の途、長崎に寄港するや、その水兵良家の処女を辱めんとし、長崎警察の巡査これを妨げしを名とし、水兵等警察署に闖入して乱暴す。政府これを提督に交渉するところありしも、彼あくまで我を侮辱し、要領を得せしめず、錨を抜いて去る。<br />
これを聞ける国民の清国に対する敵愾心は勃としてその頂点に達す。殊に玄洋社員等この国辱を聞いて、皆悲憤慷慨す。<br />
すなわちここに民権伸張論を捨てて、国権主義に変ずるに至れるなり。</p>

<p>中国の排外主義的な『不遜軽侮の態度』に日本国民は『悲憤慷慨の念』を益々高めつつある。隣国の過剰で敵対的なナショナリズムの台頭は日本人に憲法第9条擁護という戦後の『民権伸張論』を弊履のごとくうち捨てさせる結果になるだろう。すでにその方向性は見え始めた。だからこそ、今後はグローバルな情勢論が必要なのである。戦略なき情念は亡国への道である。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>暑中お見舞い申し上げます</title>
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    <published>2008-08-04T15:32:43Z</published>
    <updated>2008-08-04T15:34:35Z</updated>

    <summary>†一般向けの講演会はすでに約束したもの以外はここしばらくはご遠慮させていただきま...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>①一般向けの講演会はすでに約束したもの以外はここしばらくはご遠慮させていただきます。今後の中国東アジア情勢についてはほぼ話し終えたのではないか、と思っています。</p>

<p>②8月22日前後に新刊が店頭にならぶはずです。今後の中国国内の動向に絞って解説と予想をした内容です。<br />
今も中国国内に流入している海外からの資金の量は減っていません。ですが、海外企業が中国で新規に工場を建設するとか、プロジェクトを立ち上げるとかの件数は激減しています。具体的には今年前半で昨年と比較して、増えている国は一カ国もありません。本の中でも詳細にデータを紹介しておきましたが、その減少ぶりはいずれも二桁台と、すさまじく、これにはあらためて驚愕させられます。<br />
中国共産党は政治の矛盾を経済成長を継続することで封印してきました。だが、その成長に陰りが見え始めたとき、政治の季節が本格的に始まろうとしています。弱者の怒りの標的は『造反有理』の政府攻撃か、あるいは『愛国無罪』の外国人襲撃か。危機は間違いなくその水位を高めつつあります。そんなことを書きました。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>お礼です</title>
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    <published>2008-07-31T09:17:50Z</published>
    <updated>2008-07-31T09:54:32Z</updated>

    <summary>昨日は阿佐ヶ谷ロフトの集会（？）にたくさんの方々が詰め掛けていただき、本当にあり...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>昨日は阿佐ヶ谷ロフトの集会（？）にたくさんの方々が詰め掛けていただき、本当にありがとうございました。ロフトの責任者の方も『満員で嬉しい』とおっしゃってくださいました。<br />
この企画と集会の諸雑務、そして当日の司会を務められた佐藤悟志さん、コメンテーターの三浦小太郎さん、杉野正治さん、それぞれお疲れ様でした。<br />
今にして書ける話なのですが、昨日は大変でした。単行本のゲラに赤字を入れる最終日だったので、予約したホテルに早めに行こうと部屋を出た瞬間、猛烈な集中豪雨に足を奪われ、ズブ濡れになったばかりか、集会は集会で、10時半の予定が1時間もオーバーしたせいで、さすがに目に見えて、集中力が落ちていることがわかりました。おまけにライトが熱くて（笑い）。この日も4時間睡眠だったので、余計にまぶしく感じました。<br />
会場でお会いした茨城からこられた青年の方、朝イチで無事に帰れましたか。熱心に私のブログを読んでくれてありがとう。励まされました。<br />
その後、夜中の0時にホテルに帰り、朝の8時半まで徹夜で、ゲラに目を通した後、一睡もせず、なんとか10時に出版社に渡し、昼すぎにやっと仕事場に帰ってきました。長い一日でした。<br />
参加された方々に心から感謝申し上げます。またやりましょう。<br />
当日の様子は三浦さんがまとめてくれています。参考に。<br />
それでも唯一の救いはロフトの食事メニューに天津甘栗がなかったことでした（笑い）。</p>

<p><br />
７月２９日　阿佐ヶ谷ロフト印象記（三浦小太郎さん）<br />
<a href="http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00029">http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00029</a></p>

<p><br />
このブログは私は書くだけで、後はすべて<br />
山本さんが１００％ボランティアで作成してくれています。<br />
 <br />
私の原稿が夜中だろうが、早朝だろうがいつもすぐに<br />
アップできているのは彼の好意以外にありません。<br />
 <br />
今回は山本さんの体調不良ですこし遅れましたが、<br />
改めて彼に御礼を述べておきます。いつもすみません。<br />
 <br />
また追加しておくと、「電脳補完録」も彼が6年間も無償で続けている<br />
もので、1円たりとも外部からの資金援助はありません。<br />
 <br />
電脳は彼が仕事の合間に、家族が眠っているその時間に<br />
コツコツと作成されているものなのです。<br />
 </p>

<p>信じがたいことですが、そんな彼に対して、過去『救う会全国協議会』の幹部が<br />
『誰に断ってこんなのやっているんだ！』と面罵したということがありました。<br />
私はさすがにこの事実を知ったとき、その傲慢さと人間性の貧困さに怒りを感じたものでした。<br />
 <br />
拉致問題に関心のある方はお分かりのように、救う会全国協議会からの<br />
主観的、かつ官僚的なメールよりも電脳補完録に掲載された情報やメッセージのほうが<br />
はるかに真剣で、熱心なものです。いまやオーバーではなく、電脳はすべての拉致運動関係者の<br />
必須の情報ツールに成長していて、マスコミ関係者の取材元のひとつでもあります。<br />
 <br />
 <br />
救う会はなぜこうした在野の志ある人物と連帯できないのか。この1年の「拉致敗戦」の総括も<br />
まともにできない組織がのうのうと国民の血税を手にし、支援者のカンパを受け取る異様さに<br />
唖然とする思いです。カンパをするのなら、電脳補完録へ、そして山本さんの加盟している<br />
「しおかぜネットワーク」にお願いしたいと思います。<br />
 <br />
真に誠実に戦うものに絶大な支援を！</p>]]>
        
    </content>
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    <title>講演のお誘い</title>
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    <published>2008-07-28T15:59:55Z</published>
    <updated>2008-07-28T16:00:42Z</updated>

    <summary>明日、既報のとうり、阿佐ヶ谷のロフトで講演というか、討論会というか本人もよくわか...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>明日、既報のとうり、阿佐ヶ谷のロフトで講演というか、討論会というか本人もよくわからない集まりがあります。一緒に参加されるのは杉野正治調査会理事と『守る会』の三浦小太郎さんの三人。司会は佐藤さんです。<br />
これからは先人の知恵に学ぶべき時代が来ます。明日は締め切りぎりぎりで、慌しいのですが、言いたいことは言おうと思っています。<br />
なお天津甘栗は持ち込み禁止です（笑い）</p>

<p>詳しくは下のご案内を参考に。</p>

<p><br><br><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a href="http://aoki.trycomp.com/080729.html" onclick="window.open('http://aoki.trycomp.com/080729.html','popup','width=900,height=1271,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://aoki.trycomp.com/080729-thumb-400x564.jpg" width="400" height="564" alt="080729.jpg" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span></p>]]>
        
    </content>
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    <title>福原慎太郎当選！</title>
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    <published>2008-07-27T15:38:24Z</published>
    <updated>2008-07-27T18:50:24Z</updated>

    <summary>私の故郷の島根県益田市の新市長に友人の福原慎太郎氏が当選しました。３５歳、日本で...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    <category term="益田ひろみ" label="益田ひろみ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="福原慎太郎" label="福原慎太郎" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>私の故郷の島根県益田市の新市長に友人の福原慎太郎氏が当選しました。３５歳、日本で一番若い市長が生まれました。彼は松下政経塾の出身で、４年前の市長選にも出馬、このときは僅差で現市長に苦杯を喫しました。<br />
以来市内の隅々まで足を運び、雨の日も風の日も、市民との触れ合いと交流を通じて、市制変革の志を一層強いものにしてきました。<br />
益田市はいまや財政破綻寸前で、それでいて、市長や議員たちの危機感は薄く、おまけに市職員の親方日の丸ぶりははなはだしものがありました。これは今も変わらない。<br />
今回の選挙でも『市職員半減』を掲げる福原陣営に対して市職労を支持する連合島根は対立候補を支援、陰湿ないやがらせに終始したのです。<br />
益田の市役所には『イラク駐留反対』のビラが堂々と貼られている有様で、島根版「５５年体制」の醜悪さを見る思いがしていました。市民感覚から外れた高給を手にし、しっかりと身分も保障されている地方の「エリート」たちは、そうした環境にあるがゆえに、能天気で緊張感の欠落した「反戦運動」を謳歌できているのです。戦後労働運動の左派の中心勢力だった国労が国鉄民営化反対闘争を行っていましたが、確かな身分保障がなくなると聞くや、雪崩をうって組合員は『転向』、最後まで残って解雇撤回闘争をしていたメンバーのスローガンは結局、『義理と人情』というマルクスともレーニンとも無関係な北島三郎の世界だったというのです。<br />
形骸化した政治と『思想』が今も亡霊のように益田市を漂流しています。</p>

<p>益田にはこれも同じ名前の益田ひろみ（当時２０歳）という特定失踪者の方がおられます。彼女は私の父の実家の近くに住んでおられた方で、実は私と同学年になります。<br />
現市長や議員、それに『進歩的で人権意識の高い』組合が等閑視するなか、福原氏は益田さんのこともいち早く問題にして、荒木和博さんを通じて手に入れた失踪者の方々のポスターを一軒一軒貼らせてもらうべく尋ね歩きました。それはじっとしているだけでも汗が吹き出るような暑い夏の真っ只中のことでした。<br />
福原氏のイニシアティブで昨年荒木さんと増元さんを招いて、石見地方で始めて講演会が実現したのです。新市長誕生で益田にも拉致対策室が誕生するはずです。<br />
益田も日本も変わらなければならない。私は今そう実感しています。</p>

<p>最後に福原へ。<br />
おめでとう。これから４年間の戦いが始まります。市民を信じよ！君が連帯すべきは故郷を変えたいと願う民草の熱い思いなのだから。<br />
そして彼を支えてくれた後援会の方々、サポーターの皆さん、そして投票していただいた市民の人たちに彼の先輩として心よりお礼の言葉を伝えます。本当にありがとうございました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>東洋文庫はすばらしい(2)</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://aoki.trycomp.com/2008/07/2.html" />
    <id>tag:aoki.trycomp.com,2008://1.63</id>

    <published>2008-07-21T04:02:06Z</published>
    <updated>2008-07-21T04:03:52Z</updated>

    <summary>1月の『中朝関係の真実』の中でも紹介したダレの『朝鮮事情』の第二章『歴史』の個所...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>1月の『中朝関係の真実』の中でも紹介したダレの『朝鮮事情』の第二章『歴史』の個所は重要である。<br />
李氏朝鮮と清朝の冊封関係の実態は、現在の金正日と胡錦濤の微妙な関係を判断する手がかりになる。最近北京発で意図的に流された『金正日、北京五輪開催式出席』のガセネタは次の故事を思い起こさせる。<br />
『朝鮮国王は新しく交替するたびに、特使を遣わして皇帝にその即位の承認を求めなければならない。特使はまた・・・朝鮮で発生した主要事件について全て報告しなければならない』。<br />
胡錦濤の後継者の最大の有力候補・習近平政治局常務委員は現在対北朝鮮政策の最高責任者である。北朝鮮取り込みに成功すれば彼の最高指導者就任に弾みがつく。そのため彼は訪朝した。目的は中華民族の最大の祭典五輪の場に金正日を引き出すことで、そうすることで6者協議のホスト・中国の政治外交力をアピールすることにあった。習は五輪の責任者も兼任しているからだ。金正日北京五輪参加の報道はそうした理由からリークされた。<br />
だが金は招請を拒否した。彼は北京の設置した6者協議の土俵で相撲を取るつもりはないからだ。彼は朝貢を拒否したのである。<br />
いまやブッシュ政権は限りなく北に融和的である。もう中国の仲介は不要である。慢心（？）は昨秋の南北首脳会談での金の発言で表面化した。平和協定はわが国と南朝鮮と米国の三者でやりたいという内容だった。100万もの義勇軍を派遣した中国の歴史的存在は公然と無視されたのである。<br />
60年代から80年代までほぼ20年間ピョンヤンはモスクワカードを切ることで北京の風圧を凌いできた。だがいまや孤立無援の金正日は政権の生き残りをかけてワシントンカードを切ろうとしている。ブッシュ政権を通じて日本に圧力をかけ、拉致切捨てと『正常化』実現、そして経済援助を手にすることも目的である。<br />
手にしたジャパンマネーは経済的影響力を拡大しつつある中国に対する大きな牽制になりうる。<br />
北の対日認識は『日本は米国の従属国』というものだ。つまり日本などアメリカ次第でどうにもなると金はたかを括っているのである。ここは日本国民の試金石である。<br />
悔しいと感じるのなら、ノーといえる日本に向けて立ち上がろうではないか。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>情報戦</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://aoki.trycomp.com/2008/07/post-55.html" />
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    <published>2008-07-20T03:32:45Z</published>
    <updated>2008-07-20T03:33:26Z</updated>

    <summary>11日の『特定失踪者問題調査会』が主催した「しおかぜネットワーク」の集会の模様が...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>11日の『特定失踪者問題調査会』が主催した「しおかぜネットワーク」の集会の模様がいろんなところで紹介されています。ブログや動画への書き込みを読んで実感するのは誰もが正確な情報を渇望しているという現実です。情勢が読めていない。ここが拉致問題に限らず、対中問題などに関わる運動体の最大のアキレス腱になっています。<br />
たとえばフリーチベットを叫びながらそのチベット『弾圧』に日本人の血税が『援助』という美名で継続されている事実はほとんど問題にもならない。<br />
たとえば新疆ウイグル自治区（東トルキスタン）の漢族高官に対して賄賂として日本の高名な総合商社からご禁制の中古自動車が堂々と密輸されていた事実も報道されなかった。<br />
この援助を巡る醜悪な構造を叩けば確実にチベットやウイグル人への連帯になるのですが、そうしたシンドイ作業は誰もしようとはしない。それより『フリーチベット！』。<br />
私はひとりのジャーナリストとしてこうした現状に危機感と屈辱を感じております。<br />
この件は近々中に具体的な形にして世に問うつもりです。</p>

<p>拉致とそれを取り巻く国際関係の情勢については「しおかぜネットワーク」で具体的な形でレポートしたいと思っています。それは過去、『救う会全国協議会』の『情勢分析』があまりにも主観的かつ一面的であったという認識によるものです。<br />
『ネットワーク』ではチャンネル桜で私がレポートした『日朝正常化利権』の内容を関係者の方が活字に起こしていただき、加盟団体に流したようですが、なんとかこうしたニュースを継続的に発信できないものかどうか。</p>

<p>また北朝鮮向け放送「しおかぜ」についても、こちらからバンバン、内幕情報を北朝鮮内部に流してみたいとも考えています。中国共産党が金日成が毛沢東に当てた援軍要請の親書を公開することにした、それは外国人でも中国人でも誰でも見ることが出来るように展示されるとか、北京空港で金日成バッチをつけた北の留学生を酔っ払った中国人が『乞食め！』と罵った話とか、であります。<br />
なんとか中国と北朝鮮の間に楔を入れたい。両者は呉越同舟、日本から援助を手にするまでが『同志的関係』であるにすぎない。ポスト金正日の北朝鮮を念頭においたアクションが必要なように思われます。荒木代表と相談中です。<br />
</p>]]>
        
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    <title>お知らせ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://aoki.trycomp.com/2008/07/post-54.html" />
    <id>tag:aoki.trycomp.com,2008://1.61</id>

    <published>2008-07-17T18:04:35Z</published>
    <updated>2008-07-17T18:05:18Z</updated>

    <summary>この春からチャンネル桜の火曜日のキャスターを月に1回勤めて来ましたが、 来月から...</summary>
    <author>
        <name>青木直人</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoki.trycomp.com/">
        <![CDATA[<p>この春からチャンネル桜の火曜日のキャスターを月に1回勤めて来ましたが、<br />
来月から降板します。プライベートな事情が発生し、毎月決まった日時に<br />
番組の収録が困難になったためです。<br />
こうしたことがあると、桜との関係をあれこれ詮索される向きがあるので、ここに<br />
理由を明らかにしておきました。桜の水島社長以下スタッフの皆さん、それとパートナー<br />
の櫻林さんには心からお礼を申し上げます。<br />
また番組を楽しみにしていただいた視聴者の方にも感謝しています。<br />
ありがとうございました。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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